Vol.31

Vol.31
運航乗務員太田久美

運航乗務員
太田久美OTA Kumi
2018年入社。千葉県千葉市出身。大阪国際空港(伊丹)にてグランドスタッフを約1年半経験したのち、運航訓練審査企画部で1年間の地上勤務を経験。アメリカ・アリゾナ州での小型機訓練・日本での訓練修了後、2024年に副操縦士に昇格。現在はボーイング737-800型機の副操縦士として国内線を中心に乗務を担当している。
- 趣味
- 趣味は旅行と写真撮影。休日やステイ先では散歩をしながら気になるお店を開拓するのが楽しみ。
- 大切にしていること
- 日々のコンディション管理も、操縦士の大きな仕事。「就寝時間を一定にできないので、できれば9時間、最低でも7時間は睡眠時間を確保しています。フライトでは6時間以上座りっぱなしになることもあるので、オフの日にはピラティスに通ったり、整体で体のバランスを整えています」
自然と生活に定着していったJALカード

日本航空の副操縦士として、国内線を中心に日々乗務している太田久美。学生時代から両親の家族会員としてJALカードを使用しており、入社を機に初めて作った自分名義のクレジットカードもJALカードだったという。
「大学時代にアメリカのアリゾナに留学していたのですが、現地はクレジットカード社会なので、カードがないと本当に不便なんです。なので、家族カードをつかっているうちに自然とクレジットカードをつかう生活が定着していきました。現在もメインカードとして日常の支払いにつかっていますし、旅行保険も付帯しているので海外旅行のときはお守りがわりのような気持ちで持っています」
おすすめは20代のうちに「JAL CLUB EST」

自社養成パイロットの訓練が始まる前は、1年半ほど大阪国際空港(伊丹)でグランドスタッフを経験。JMBカードやJALカードをお客さまにすすめるにあたり、マイルの活用方法もイチから学んだ。
「私がJALカードを持ち始めたときは、ショッピングマイル・プレミアム(*1)に入会してつかっていたのですが、20代ならやはり『JAL CLUB EST(*2)』がおすすめです。ショッピングマイル・プレミアムも自動入会ですし、サクララウンジの利用もできます。恥ずかしながら私は入社後にその存在を知ったので利用していないのですが、後輩たちにはかなり広めています(笑)。あとは両親がよく活用しているのですが、JALカードからJMB WAONにクレジットチャージ(*3)するとマイルを二重でためられるのもすごくおトクだと思います」
マイルで旅行して、旅行中もマイルがたまる

そうして日々の生活でためたマイルは、家族で合算(*4)して特典航空券に交換し、家族旅行に活用している。
「最近は特典航空券でハワイに行きました。現地でもJALカードで母とお揃いのハワイアンジュエリーを買いましたね。マイルで旅行して、旅行中もマイルがたまる。そんなふうに、旅と日常がつながっている感覚が好きなんです」
太田にとって、旅は幼少期から身近なものだった。親戚の多くが海外在住ということもあり、幼いころから年に何度も飛行機に乗っていたという。
「生後半年で初めて飛行機に乗り、3歳になる前には国際線で親戚に会いにアメリカへ行きました。以来、旅行や母の実家がある九州への帰省などで、年10回は飛行機に乗っています。なので、飛行機は身近でほっとする、私にとっての“サードプレイス”のような場所でもあるんです」
なかでも、学生時代を過ごしたアリゾナは、思い出深い特別な地だ。
「留学先として学生時代は語学とビジネスを学び、入社後にパイロットとしての飛行訓練で再び訪れました。プライベートも含めてこれまでに7~8回は訪れていて、第二の故郷のような気持ちです。アリゾナは空がとても広くて、夕焼けや朝焼けのグラデーションが本当に美しいんです。学生時代に過ごしたフェニックスの街並みや見上げていた空を、当時とは違った操縦席からの視点で見られるのは本当に幸せな経験でした」
太田がパイロットを目指した背景

太田がパイロットを目指した背景には、ある想いがあった。
「もともとは大学で経営学を専攻しており、女性のキャリア形成に関心がありました。就職活動の際に人財業界でそれを支える側の仕事に就くことも考えましたが、自分が体現する方が早いんじゃないかと、ふと気がついたんです。そんなときに、JALの運航乗務員訓練生採用試験を女性も受けられることを知り、女性が活躍するロールモデルになれたらいいなと思いチャレンジしました」
今では、空港で制服姿の太田に声をかけてくれる人も多い。
「日本の女性パイロットの人数はまだまだ少ないです。それが当たり前の存在になっていけばいいなとは思っていますが、『女性のパイロット、かっこいいね』と声をかけていただけるのはうれしいです。私がやっていることが誰かの励みになるのであれば、それは意味があることだと思いますし、この仕事をしているやりがいのひとつだと思います。これからも、パイロットを目指す後輩たちが、よりよい環境で訓練できるように。そして、飛行機にご搭乗くださったお客さまにとって、その1便が特別な思い出になるようなフライトを心掛けていきたいです」
ためたマイルをJALカード家族プログラムで合算して旅行に活用!

1枚目は、操縦士の訓練期間にアメリカ・アリゾナ州で撮った夕焼けです。とにかくアリゾナの空は広大で、太陽と空が織りなすグラデーションが日本の空より彩り豊かなんです。訓練が大変な時もこの空の綺麗さに元気をもらい、助けられていました。

2枚目は、アリゾナ州にあるグランドキャニオンでの写真で、副操縦士昇格後に休暇を取って両親と一緒に訪れました。私は何度も行っているのですが、初めて行く両親のリクエスト先でした。国内外を問わず家族旅行をよくするのですが、それぞれ行きたい場所をリストアップしていて、ベストシーズンを狙って消化しています(笑)。

3枚目は、今年、マイルを特典航空券に換えて家族で行ったハワイの写真です。帰国する日の朝に大きな虹が出て感動しました。こうして家族でマイルを合算して家族旅行へ行けるのも、JALカードの魅力のひとつです。次はどこに行こうか楽しみに考えながらマイルをためています。
- (*1)通常200円=1マイルのところ、100円=1マイルがたまります。カード年会費に加えて4,950円(税込)が必要です。プラチナ Pro、プラチナ、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、JAL CLUB EST会員の方は自動入会(年会費無料)となります。
- (*2)通常のJALカードの特典にプラスしてJAL CLUB EST会員限定の特典やサービスが受けられる、20代限定のクレジットカードです。年会費やサービス等の詳細はJALカード Webサイト
をご確認ください。
- (*3)2026年3月31日までのキャンペーンです。クレジットチャージご利用対象外のカードがあります。詳細はJAL Webサイト
でご確認ください。
- (*4)JALカード会員限定の『JALカード家族プログラム』にご登録いただくと、ご家族のマイルを合算して特典交換いただけます。サービスの詳細はJALカードWebサイト
をご確認ください。
※掲載の内容は、2025年8月時点の情報です。
さまざまな分野でご活躍の方のJALカードの楽しみ方を毎月ご紹介!
JALグループ機内誌「SKYWARD」に毎号掲載されている人気コンテンツです。

飛行機は幼少期から親しんできた
“サードプレイス“
操縦席から第二の故郷・アリゾナの
広大な夕景を望む