機長として日々、後輩の育成にも努めている髙月。「いいフライトに繋がるように、コックピットの中だけでなく、フライト前後のコミュニケーションも大事にしながら、できるだけ仲間と一緒に食事をしていろんな話をしています。会話のなかで相手の人となりを知りながら、自分のことも伝えるようにしています」

運航乗務員
髙月知幸

JALカードアプリでJALカード特約店をチェック
趣味の旅行やふるさと納税にもJALカードが大活躍

 1998年に日本航空に入社し、現在はエアバスA350型機の機長を務めている髙月知幸。入社と同時に使い始めたJALカードは、彼にとっても初めてのクレジットカードだった。
「二十数年が経ったいまも、JALカードをメインで使っています。先日もデジタル家電専門店のノジマで洗濯機を購入しましたし、ドラッグストアならばマツモトキヨシなど、日頃からショッピングマイルが2倍たまるJALカード特約店を利用しています。たまっていくマイルを見るとなんとなく褒められているような気がして、ちょっと嬉しいんです(笑)」

 特約店を探すにあたっては、JALカードアプリを活用していると話す。
「特約店検索機能で近くにある特約店が出てくるので、わかりやすいんです。あとは、ふらっと寄ったお店でもレジに『JALのマイルが2倍』のポップを見つけるとすごく嬉しいですね。『ここでもたまるんだ』って、自分の足で見つけることも密かな楽しみになっています」

 キャンプや野球観戦、草野球など多くの趣味がある髙月。オフの日には、ひとりで温泉旅行に出かけることも多いのだとか。
「JALカードアプリでは特約店の宿を探すこともできるので、そのなかから宿を選びがちですね(笑)。他にもふるさと納税をJALカードで寄付しているんですが、マイルをためられるのでおすすめです」

 ためたマイルは、さまざまな提携先のポイントに交換しているという。
「以前に比べて提携先もかなり増えているので、日常的な買い物にはdポイント、趣味のキャンプ用品を購入するときは、アウトドアブランドのmont-bell・JALメンバーズギフトカード特典に交換してつかっています」

 毎年、夏には学生時代の同期のご家族とキャンプに行っており、恒例行事としてもう30年も続いているのだとか。
「なので、キャンプ用品がどんどんたまっていて(笑)。なかでもお気に入りは新潟県長岡市のふるさと納税の返礼品としてもらった、グランマーコッパーケトルとコーヒーミルです。これを手に入れてからコーヒーにどっぷりハマってしまいまして、フライトにもこのミルを持っていって、ステイ先のホテルでコトコトとコーヒーを淹れることもあります。ただ、いつも荷物は少なくて、スマートフォンとJALカード1枚で十分過ごせちゃうんですよね。この仕事を続けるうちに、どんどん荷物が小さくなっていきました」

 髙月がパイロットに憧れるようになったのは、小学校4年生のとき。地元の岡山県で空港の移転を見学をしたことがきっかけだった。
「それまでの空港から現在の岡山空港に移転するときに、見学会で訪れた空港のあまりの広さに驚きました。実際に飛行機が飛ぶところを見たいと開港式にも行って、そこで『パイロットになりたい』と思ったんです」

 その夢を叶えると、副操縦士としてのキャリアを経て2017年8月にはボーイング777型機で機長への昇格を果たした。
「機長として左席に座るということは、最終責任者になるということです。その責任がどのくらい重たいものかは、実際に機長になってみて初めてわかりました。いつも『さすがはJAL』と感じていただけるようなフライトができるように心がけています。それは、この仕事を終えるまでずっと続きますね。だからこそ、ボーディングブリッジ(搭乗橋)からコックピットに手を振ってくださるお客さまの姿を見るととても感動しますし、励みになっています」

  • ※掲載の内容は、2024年1月時点の情報です。

TAKATSUKI Tomoyuki

岡山県出身。航空大学校卒業後、1998年日本航空入社。2001年9月にボーイング747型機の副操縦士に昇格後、MD-90型機、ボーイング777型機の副操縦士を経て、2017年8月にボーイング777型機の機長に昇格。2022年3月からエアバスA350型機の機長として乗務。趣味は、温泉旅行、キャンプ、野球観戦、草野球、神輿(みこし)担ぎ。

ふるさと納税の返礼品がコーヒー好きのきっかけに

「1枚目と2枚目は、約5年前にJALカードで寄付した新潟県長岡市のふるさと納税返礼品のグランマーコッパーケトルとコーヒーミルです。金物で有名な場所だけあってとても品質が良く、使えば使うほど色が変わってくるのですが、その育っていく感じがまた楽しくて。これを手にしてからは、学生時代の同期とのキャンプではすっかりコーヒー係になりました。3枚目は、約5年前に訪れたイギリスのグリニッジ天文台です。ちょうどJALカードにVisaのタッチ決済が搭載された2019年ごろで、まだ日本では使える場所がほとんどなかったので、初めてロンドンの地下鉄で使いました。おそるおそるタッチしてみたら使えたので、『おっ!』と嬉しくなったことを覚えています」

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