地方などステイ先では、小さいお財布にJALカードだけを入れて身軽に出かけることが多いという尾嶝。実は高所恐怖症という意外な一面も。「飛行機は大丈夫なんです。高所と言えないほど高すぎる場所なので、何とも思わなくなりました。とはいえ、観覧車など中途半端に高い場所は今も怖いです(笑)」。

運航乗務員
尾嶝拓弥

思いがけないところに、マイルがたまるチャンスがあります。
ライフスタイルに合わせたつかい方を提案したいです。

 副操縦士として、現在、国内線や近距離アジア国際線を担当している運航乗務員の尾嶝(おさこ)拓弥。日本航空に入社後、空港での業務を経て、(株)JALカードに約3年半出向。そののちに運航乗務員になったという珍しい経歴の持ち主だ。

「就職して初めて作ったクレジットカードがJALカードでした。当時から携帯電話代や光熱費などもクレジットカード払いにしていましたが、JALカードに出向してお客さまにご案内する立場になり、あらためて調べてみると、マイルがたまるお得なつかい方がたくさんあって驚きました。今は、税金や保険なども含めて、クレジットカードがつかえるところでは全部、JALカードで支払っています」

 JALカードの魅力は、あまり飛行機に乗らない方でも日常生活でマイルがたまりやすいことだという。
「マイルが2倍になる『JALカードショッピングマイル・プレミアム』はもちろんですが、コンビニやスーパーでの買い物がメインという方ならファミリーマートやイオンなど、身近な『JALカード特約店(*1)』を利用すれば、マイルが2倍たまります。ネットショッピングをよく利用するという方なら、『JALマイレージモール(*2)』を経由して買い物をするのがお勧めです。ライフスタイルに合わせて、いろんな方法でマイルをためることができるのがJALカードの魅力ですね」

 ためたマイルはAmazon ギフト券などに交換することが多いが、お得に旅ができる『おともdeマイル(*3)』を利用して家族旅行に出かけたことも。
「子どもがうどん好きなのもあって、数年前に香川でうどん屋さんをはしごする旅をしました。朝一番の便で出発し、着くなりすぐに1杯食べて、そのあと街に出て2~3軒まわって、帰りの空港でも、お土産用のうどんをJALカードで購入しました。そういえば最近、JALマイレージバンクのWebサイトを見ていて、映画のチケットに交換できる『JALシネマ特典(*4)』も見つけました。映画が好きなので、今度はこれに交換してみようかと思っています」

 マイルのつかい方をさらにリサーチ中という尾嶝が今、気になっているのは『どこかにマイル(*5)』。
「行き先がどこになるか『お楽しみ』なのも面白いですし、往復の特典航空券への交換が通常より少ないマイル数でできるというのは、すごくお得ですよね。家族旅行にもぴったりだなと思います。自分がフライトで行ったことのある場所が目的地になるようなら、ステイ先で見つけた美味しいお店などに家族を案内できますし。『お父さんは、こんなところを知っていてすごいだろう』とかっこいい一面を見せられるかなという期待もあります(笑)」

 運航乗務員といえば、子どもたちの憧れの職業のひとつ。だが、尾嶝は「小さいころからパイロットになりたいという夢があったわけじゃなかった」という。
「そもそもパイロットになる方法を知らなかったんです。就職活動をするなかで偶然JALのパイロット訓練生の募集を見つけて『大学を卒業してからでもなれるものなんだ』と知りました。自分が操縦する立場になるとは思っていなかったので、どういう訓練があるのかも分からず入社して、最初は驚くことばかりでした。乗務する際に心がけているのは、安全は大前提ですが、定時性も心がけています。運航乗務員には、お客さまを時間通りに目的地へお届けするという使命があります。飛行機に乗るということは『時間』という価値に対してもお金を払ってくださっているという側面もあるので、定時運航をすることで、快適なフライトを楽しんでいただけるのではないかと考えています」

 (株)JALカードでの勤務経験がある運航乗務員は、会社の中でも自分だけ。それを強みに、もっと多くの方にJALカードの良さを広めていきたいという。
「ためたマイルで旅行に出かけて、旅先でも『JALカード特約店』などを利用してマイルをためる。JALとJALカードで旅が完結するというのが、一番理想的なスタイルだと思います。運航乗務員としては、マイルで飛行機に乗ってもらいたいという気持ちもありますが、さまざまな特典が用意されているので『マイルは、こんなことにも交換できるんだ』という発見を楽しんでいただけるのもJALカードの良さのひとつ。今はクレジットカードがつかえる場所も増えていますし、つい現金で支払ってしまいがちな方には、ぜひJALカードに入会してマイルライフの素晴らしさを実感していただきたいです」

  • (*1)JALカードで支払うと、マイルが2倍たまる店舗。
  • (*2)約300店舗の有名サイトが参加。パソコン、スマートフォンでのお買い物でマイルがたまる。
  • (*3)JALマイレージバンク会員本人は、全国どの区間でも往復10,000マイルで航空券に交換でき、さらに同行者3名まで運賃額が割引に。同行者は、同一便・同一クラスに搭乗のうえ、同一路線を往復する場合に限り利用可能。
  • (*4)10,000マイルで、イオンシネマの映画鑑賞券(ポップコーン塩味Sサイズ付き)8回分に引き換え可能。
  • (*5)おトクな一律7,000マイルで東京(羽田)、大阪(伊丹・関西)、福岡、沖縄(那覇)、鹿児島発着路線のJALグループ特典航空券(往復/普通席)に交換できる。お申し込み時、行き先候補地をJALから提案し、お申し込みから3日以内に決定した行き先を通知。

Takuya Osako

2009年に日本航空に入社。大阪・伊丹空港で旅客ハンドリング業務を経験後、(株)JALカードに出向。コールセンターでのお客さま対応、営業部での商品企画や会員獲得業務に携わる。15年から運航乗務員訓練生としてアメリカのアリゾナ州にて小型機の訓練を行ったあと、日本国内でのシミュレーター訓練や実機訓練を経て、18年よりボーイング737-800型機の副操縦士として、国内線や近距離アジア国際線の乗務を担当している。

訓練中の思い出と副操縦士になって始めたトライアスロン

「運航乗務員訓練生として、アメリカのアリゾナ州フェニックスで約1年半、日本で約1年の合計で3年弱の訓練を行いました。1枚目は、アメリカでの訓練中の休日に同期とセドナに行った帰りに寄ったホースシューベンドという渓谷です。スケールが違うなと圧倒されました。2枚目は初めて出場した『ホノルルトライアスロン』でのゴールの瞬間。トライアスロンは、すべての訓練が終わり、副操縦士になったときに、後輩から誘われて始めました。学生時代にはバスケットボール、社会人になってからはマラソンとスポーツには縁がありましたが、水泳も自転車も本格的にやるのは初めて。自分でもよくチャレンジしたなと思いますが、一度やったらハマってしまい、今は次の大会に向けてトレーニング中です。3枚目のバイクを始め、トライアスロン用品は、もちろんすべてJALカードで購入して揃えました」