
Vol.18

「『フライトはチーム』だとよく言いますが、本当にその言葉の通りで、飛行機は機長と副操縦士、パイロット2人だけで飛ばせるわけではなく、客室乗務員や地上スタッフなど関わる全員が一丸となって力を合わせる必要があります。先輩の機長は皆さんコミュニケーション能力があって、チーム全体を見ることができる方ばかり。自分もそういった機長になれるよう、探求し続けたいです」
運航乗務員
牧山 翼
JALカード特約店やキャンペーンを最大限活用
特典航空券を利用して家族でハワイに
現在、副操縦士としてボーイング777-300ER型機に乗務している牧山翼。パイロットらしい“翼”という名前に「小さいころから空に憧れが?」と尋ねると「よく聞かれるんですけど、パイロットを目指したのは就職活動が始まってからなんです。でも、当時面接でも触れてもらったので『この名前でよかった』と思いました」と笑う。
学生時代はスポーツトレーナーを志していたそうだが、幼なじみでもある大学の先輩がJALの自社養成パイロットに。「話を聞いているうちに『パイロットはアスリートに似ている』と感じ、興味を持ちました」と振り返る。
「厳しい訓練に知識や技術を磨き上げること、健康を維持することはもちろんですが、チームで一緒に乗り越える、という部分が似ているなと。その感覚は、実際に運航乗務員になってからより強くなりました。今も大きな魅力に感じている部分です」
パイロットになるための訓練も「同期との絆で乗り越えられた」という牧山だが、入社後最初に配属されたのは福岡空港での旅客ハンドリング業務。グランドスタッフとして、お客さまにJALカードをお薦めすることもあったという。
「お客さまにJALカードをお薦めするなら、と自分でもお得な使い方を探すようになりました。JALカードの一番のポイントは普段のお買い物でもマイルがたまることなので、まずは支払いをJALカードに一元化。光熱費など月々の固定費からネットショッピング、外食などクレジットカードで支払えるものは、全てJALカードを使うようにしています」
今は電子マネー「WAON」での支払いでマイルがたまる「JMB WAONカード」とJALカードを併用し、さらにお得にマイルをためている。
「自宅から一番近いスーパーがJALカード特約店のイオンなので、JALカードで支払うとショッピングマイルが2倍。キャンペーンでWAONの方がお得になるときは、JALカードでWAONへクレジットチャージ(*1)するなど、使い分けることで効率的にマイルをためています。ショッピングマイル・プレミアム(*2)にも入会していますが、特約店も積極的に利用するよう意識していますね。やっぱりマイルがたまるスピードが全然違うんですよ。スターバックスもオンライン入金が対象と、意外といろいろなところに特約店がありますね」
たまったマイルは電子マネー特典「WAON」に交換することが多いが、コロナ禍前には特典航空券を利用して家族でハワイに。特約店やキャンペーン情報などを頻繁にチェックして、かしこくマイルをためている牧山は、ここでもリサーチ力を発揮。羽田便でマイル数が足りない場合は、他の空港からの便も検討するのだそう。
「子どもが1歳半くらいのときでしたが、たまったマイルが夫婦2人の往復にギリギリ足りるかなというマイル数。いろいろ調べていたら帰りはホノルル−名古屋線を利用するプランだったら、ためたマイル内で行けると。移動の交通費を考えてもマイルでお得に行けたというのは大きかったです」
副操縦士になって、今年で5年目。牧山は「最近は任される領域も増え、さらにやりがいを感じています」と語る。
「副操縦士として一定の期間が経ち、技量が認められると、着陸してから駐機場まで地上を走行できるようになるんです。最近、私もそれを担えるようになりました。今まで地上に降りてからは機長に操縦を交代する必要がありましたが、最後にマーシャラー(着陸した航空機を駐機場の正確な位置に誘導する職員)と息を合わせて飛行機をピタッと止め、パーキングブレーキをセットして、シートベルトサインをオフにする。そういった一連の流れを自分の手でできるようになったことで、お客さまを目的地まで安全にお届けできた、ということをより実感しています」
牧山が乗務しているボーイング777-300ER型機は、現在のJALの国際線では、唯一ファーストクラスを備えている大型の飛行機だ。
「今私はニューヨークやパリといった北米と欧州の長距離国際線の乗務を担当しています。座席間隔も広く快適性に優れている大きな飛行機なので、ぜひ乗っていただきたいですね。国際線だとマイルをアップグレード特典につかうこともできますので、この機体ならではのファーストクラスも少しお得にご利用いただけるのかなと思います。私も一度はファーストクラスを利用してみたいなと思いますが、そのためにはJALカードを活用して、さらにたくさんマイルをためないといけませんね(笑)」
- (*1)クレジットチャージでのマイル積算は、キャンペーン期間中のみが対象となります。
- (*2)ショッピングマイル・プレミアムに入会すると、ショッピングマイルが2倍たまります。なお、カード年会費とは別にショッピングマイル・プレミアム年会費が必要となります。
- ※掲載内容は、2023年5月時点の内容です。
MAKIYAMA Tsubasa
2009年入社。福岡空港で旅客ハンドリング業務を経験後、客室乗員サポート部スケジュール運用にて約4年半、客室乗務員のスケジュール管理・調整業務に携わる。16年から副操縦士昇格訓練に入り、18年より3年間ボーイング737-800型機の副操縦士として乗務後、現在はボーイング777-300ER型機の副操縦士として主に北米・欧州の長距離国際線の乗務を担当。趣味は、バスケットボールと筋トレ。
マイルで行ったハワイとNBA観戦

「特典航空券をつかって家族でハワイに行ったときの写真です。1枚目はハワイ島コナの夕日。コナは1泊だけでしたが、自然が多くホノルルとはまた印象が違いました。2枚目は、その後移動したホノルルでのダブルレインボー。子どもに優しいホテルやレストランが多く、ハワイは子連れでも安心して楽しめるなと思いました。3枚目はロサンゼルスへ行った際に、NBAで八村塁選手の試合を観戦したときの写真。八村選手の迫力のあるプレーに圧倒されました。近くで見たかったので、ちょっといい席をJALカードで購入。高額でしたが、その分マイルがたまるからいいかなと。ステイ先など海外では、JALカードとJAL Global WALLET(*)を使い分けています。JAL Global WALLETは専用スマホアプリから必要な通貨に両替しておくことできるので、為替レートがおトクな時に両替し、渡航先でのショッピングに利用するなど、よりお得にマイルをためています。」
(*)JAL Global WALLETの詳細は以下をご覧ください。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/jmb/jalpay/