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QUICPay(クイックペイ)とは? 仕組みや基本的な使い方など

キャッシュレス決済を利用する方法はさまざまで、QUICPay(クイックペイ)も、その一つです。レジでマークや端末を見かけたときに、「便利そうだけど、使い方が分からない」という方もいるかもしれません。QUICPayとは、どのようなサービスなのでしょうか。使い方も含めて解説します。

なお、本記事は2024年8月時点の情報にもとづいて作成されています。最新の情報は公式サイトなどにてご確認ください。

QUICPay(クイックペイ)とは?

QUICPayは、キャッシュレス決済サービスの一つです。
QUICPay対応のクレジットカード、もしくはカード情報が設定されているスマートフォン・スマートウォッチを端末にかざすだけで、代金の支払いを素早く済ませることができます。サインや暗証番号入力、事前チャージといった手間がかからず、スムーズな会計が可能です。

対応しているクレジットカード会社も多く、JAL・JCBカードでもQUICPayが利用できます(JALカード OPクレジット、JALカードSuicaでは利用できません)。

JAL・JCBカードについて詳しくはこちら

JALカード特約店でQUICPayをご利用の場合、一部の店舗を除きマイルが2倍になりませんので、JALカード(プラスチックカード)をご利用ください。

またデビットカード、プリペイドカードについては、QUICPay+マークがあるお店で利用できます。

QUICPay(クイックペイ)の使い方

では、どのようにすればQUICPayが使えるのか、設定方法から確認しておきましょう。
クレジットカードをかざして支払うときは事前準備は不要ですが、スマートフォンやスマートウォッチをかざして決済したい場合は事前に設定が必要です。

QUICPay対応カードとアプリを用意

スマートフォンへの設定は、アプリで行います。QUICPayに対応したクレジットカードを用意し、アプリを起動しましょう。

iPhoneを利用している場合は、「ウォレット」アプリでApple Payに登録すれば、QUICPayが使えるようになります。ウォレットがインストールされていない場合は、App Storeでダウンロードしましょう。

アプリを起動したら、右上にある「+」ボタンをタップします。
「クレジットカードなど」を選択し、「続ける」をタップした後は、ガイダンスに従ってカード情報を入力してください。
その後、カード発行元による利用者の情報確認が済むと、設定完了です。

手持ちのスマートフォンがAndroidの場合は、「Google ウォレット」アプリを使います。アプリがインストールされていない場合は、Google Playから入手しましょう。

「ウォレットに追加」→「クレジットやデビットカード」→「新しいクレジットカードかデビットカード」と進み、カード情報を入力します。
その後はガイダンスに従って操作をすれば、設定は完了です。

QUICPayを利用するときの手順

QUICPayは、QUICPayに対応している端末が設置してある店舗で利用できます。

iPhoneの場合はQUICPayで支払いたい旨を店員に伝えて、サイドボタンをダブルクリックして顔認証したあと、お店の端末にかざします。
「QUICPay」という音が鳴れば、決済完了です。
Androidの場合はQUICPayで支払いたい旨を店員に伝えて、お店の端末にかざせば支払い完了です。

QUICPayが利用可能な場所

スーパーマーケット、コンビニエンスストアやドラッグストアのほか、タクシーやレジャー施設など、「QUICPay」もしくは「QUICPay+」のマークがある場所なら利用できます。

QUICPay(クイックペイ)のメリットとデメリット

便利に使えるQUICPayですが、利用するときはメリットとデメリットの双方を知っておきましょう。

QUICPayを利用するメリット

まず挙げられるのが、会計をスムーズにすませられることです。
特にスマートフォンやスマートウォッチなら、クレジットカードを取り出す必要がなく、カード情報を盗み見されにくいため安全性も高くなります。

QUICPayに対応しているクレジットカード会社、使える場所が多いことも魅力です。
利用に応じてカードのポイントがたまることも、メリットといえるでしょう。

QUICPayを利用するときのデメリット・注意点

QUICPayのデメリットとして挙げられるのは、1回の支払いで使える金額は2万円が限度であることです(Apple PayもしくはGoogle Payでご利用の場合、QUICPay+対応加盟店では2万円以上も利用可能)。
クレジットカードを紐づけますが、分割払いなどの対応もできません。

また、QUICPayが使える場所は多いものの、どこでも使えるというわけではありません。
そのためほかの決済方法や現金を用意しておく必要があります。

QUICPay(クイックペイ)とほかのキャッシュレス決済との違い

QUICPayとほかの代表的なキャッシュレス決済との違いについても確認しておきましょう。

QUICPayと交通系IC(Suica、PASMO)との違い

QUICPayは、対応しているクレジットカードと紐づけて、クレジットカードから引き落とすという形で決済します。方式としては後払いです。

一方、交通系ICはあらかじめ入金しておき、使った分の金額が減っていくというシステムです。
残高が少なくなったら、チャージする必要があります。方式としては前払いです。

QUICPayとほかのクレジットカード決済との違い

QUICPayは電子マネーに分類され、1回の利用限度額は2万円となっています(Apple PayもしくはGoogle Payでご利用の場合、QUICPay+対応加盟店では2万円以上も利用可能)。
一方クレジットカードは、カードの利用限度額を超えなければ、2万円以上でも利用可能です。ただし、店舗によっては暗証番号の入力、サインを求められることがあります。QUICPayならその必要はありません。

QUICPayは、クレジットカードと紐づけた決済システムで、JAL・JCBカードでもQUICPayの利用が可能です。もちろん、利用した分だけマイルが貯まります。キャッシュレス社会に移行しつつある現代、QUICPayを活用すればより便利になるでしょう。ぜひ生活に取り入れてみてください。

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