成田空港の早朝便利用で押さえておきたいポイント
成田空港からは6時〜7時台に早朝便が運航しています。搭乗時間に間に合うように空港入りすることを考えると、空港までの交通手段を事前に考えておく必要があります。
そこで今回の記事では、成田空港の早朝便を利用する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
なお、本記事は2024年2月時点の情報にもとづいて作成されています。最新の情報は、公式サイトなどにてご確認ください。
目次
成田空港は早朝の何時から利用できる?
成田空港は場所によって利用できる時間が異なります。早朝便を利用する際には、各ターミナルの営業時間を事前に確認しておくと安心です。
第1ターミナル
第1ターミナルは、B1F 国際線到着と1F 国内線出発は24時間利用でき、4F 国際線出発と3F 国内線到着は5:00から24:00の営業時間となっています。
第2ターミナル
第2ターミナルは、B1Fの国際線到着と1Fの国内線出発、2Fの国内線到着が24時間利用でき、4Fと3Fの国際線出発は5:00から24:00の営業時間となっています。
第3ターミナル
第3ターミナルは2Fの国際線・国内線出発、1Fの国際線・国内線到着とも24時間利用することができます。
早朝に成田空港へ行く方法1:電車
早朝便を利用する際に気をつけなくてはいけないのが、公共交通機関の運行時間です。ここからは成田空港へアクセスできる主な公共交通機関について、詳しくご紹介します。
JR成田エクスプレス
主要駅(東京、品川、渋谷など)から成田空港駅へ向かう路線です。
東京駅から成田空港駅までの所要時間は約60分、平日には朝7時台に成田空港へ到着する電車があります。
京成電鉄 スカイライナー
京成上野駅から成田空港駅へ向かう路線です。
京成上野駅から成田空港駅までの所要時間は約45分。平日には朝6時台に成田空港へ到着する便があります。
京成電鉄 アクセス特急
京成上野駅や品川駅から成田空港駅まで直結している路線です。
品川駅から成田空港駅の直通便は、京浜急行の品川駅から乗り換え不要で都営浅草線を通り、京成線に乗り入れます。
品川駅から成田空港駅までの所要時間は約80分。平日には朝6時台に成田空港へ到着する便があります。
京成電鉄 快速特急・特急
京成上野駅から成田空港駅へ向かう便です。
所要時間は約90分で、平日には朝7時台に成田空港へ到着する便があります。
早朝に成田空港へ行く方法2:リムジンバス
東京から成田空港への早朝移動では、リムジンバスを利用することも可能です。エアポートバスに比べると料金は割高ですが、トイレ付き車両(一部を除く)でシートも広々としているため、ゆったりと移動することができます。
新宿、六本木、渋谷、池袋など都内の各所から出発する便があり、5時台の早朝便もあります。ただし、2024年2月現在は運休区間もあるため、出発時間や出発場所などは事前の確認が必要です。
金額は利用区間によっても異なりますが、リムジンバスの主力路線の一つであるTCAT(東京シティエアターミナル)から成田空港までの料金は約3,000円、所要時間は55~90分(渋滞による)が目安になります。
なお、リムジンバスを利用するには前日までの予約が必要です。
早朝に成田空港へ行く方法3:タクシー
始発時間の心配をせずに移動したいという方は、タクシーも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
電車やリムジンバスと比べると金額はかなり割高になりますが、複数人で利用するなど工夫次第で1人当たりの金額を抑えることも可能です。
東京都心から利用した場合の料金は、26,000円〜30,000円が一つの目安となっています。
タクシー会社によっては都内から成田空港まで定額サービスを提供しているところもあるため、事前に確認しておきましょう。
成田空港へのアクセスについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「成田空港への行き方にはどんな交通手段がある? アクセスについて徹底解説」
成田空港発の早朝便に間に合うか心配なら前泊も検討しよう
早朝便を利用する際に、公共交通機関の時間が合わなかったり、間に合うかどうか心配という方もいるはず。そのような場合には、空港直結のホテルを利用したり、前日の夜から空港入りをしてソファーなどのスペースで早朝便まで時間を過ごすなどの選択肢もあります。
成田空港を早朝に利用する方は、事前にアクセス方法などを調べておきましょう。