成田空港への行き方にはどんな交通手段がある? アクセスについて徹底解説
はじめて成田国際空港を利用する際に、どの交通手段で行くべきか悩む方は多いのではないでしょうか。今回は、電車、バス、車という3つの主要な交通手段を徹底解説します。
それぞれのメリット、デメリット、所要時間、料金についても詳しく説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、本記事は2024年2月時点の情報にもとづいて作成されています。最新の情報は、公式サイトなどにてご確認ください。
成田空港への行き方は?
成田空港への交通手段としては、電車やバス、車のいずれかを利用するのが一般的です。
所要時間や料金が異なるだけでなく、通勤時間や、早朝、深夜など時間帯によっても最適な交通手段が異なるため、事前にしっかりとリサーチしておくことが大切でしょう。
成田空港への行き方1:電車
電車はさまざまな交通手段のなかでも時間に正確で、成田空港までの所要時間も短いのが魅力です。ただし、時間帯によっては混雑したり、天候や突発的な事故などで遅延したりすることがあります。
なお、成田空港へ向かう電車は主に以下の4つです。
JR成田エクスプレス
JR成田エクスプレスは、成田空港と主要駅(東京、品川、渋谷など)を結ぶ特急列車です。座席は指定席のみとなりますので、事前予約をおすすめします。
東京駅から成田空港までの所要時間は約60分。片道の料金は大人で約3,000円程度です。
Wi-Fiや電源も整っているため、成田空港まで快適に移動することができます。
京成電鉄 スカイライナー
京成電鉄 スカイライナーは、京成上野駅にアクセスしやすい方におすすめです。
所要時間は京成上野駅から成田空港まで約45分と短く、片道の料金は大人が約2,500円。
車内は広く、座席もゆったりしているため、大きなスーツケースなどを持って移動する際にも便利です。
京成電鉄 アクセス特急
京成上野駅や品川駅から成田空港駅まで直結している便です。
同じ成田スカイアクセス線を走る京成スカイライナーとは違い、京成アクセス特急には特急料金がかかりません。京成上野駅から乗車すると、所要時間は約70分で、京成スカイライナーよりも多少時間がかかりますが、それでも比較的短時間で移動ができます。片道の料金は大人が約1,300円となっています。
京成電鉄 快速特急・特急
料金を抑えて電車を利用したいという方におすすめなのが、京成電鉄の快速特急・特急です。
京成上野駅からの所要時間は約80分で、ほかの電車よりも時間がかかりますが、片道料金が大人約1,000円と手ごろな価格です。
成田空港への行き方2:バス
バスは、荷物が多い方や混雑した時間帯の電車が苦手な方にとってメリットの多い移動手段といえます。ただし、交通渋滞の影響を受けやすいため、搭乗時間に間に合うように余裕を持って出発するなど工夫が必要です。
リムジンバス
リムジンバスは、東京都内の主要ホテルや駅などから成田空港まで運行しています。
通常のバスよりも座席が広々としています。
東京駅から成田空港だと所要時間は約80分、料金は大人が3,000円程度です。
電車と比べるとやや時間がかかりますが、事前予約で確実に座席を確保することができます。
エアポートバス東京・成田
エアポートバス東京・成田は、東京駅と成田空港を結ぶバスです。所要時間は約70分で、料金は大人が1,300円(深夜早朝便は2,600円)とかなりリーズナブルな設定になっています。新型コロナウイルス等の影響で、2024年2月現在は予約受付を中止しており、全席自由席で運行しています。
成田空港への行き方3:車
車はそのほかの移動手段と比べて自由度が高く、特に家族連れには便利です。
ただし、交通渋滞に巻き込まれると予定よりも時間がかかってしまったり、空港の駐車場代が発生したりするなどのデメリットもあります。
自家用車
東京都心からは約60〜90分(渋滞状況による)で到着します。
高速道路料金を入れると、総費用はそれなりになりますが、駐車料金は3.5〜24時間であれば2,000円前後と比較的手頃です。深夜割引もあるので、お得に利用できることも。
自分で運転しなくてはなりませんが、小さなお子さまが一緒の方や、荷物がたくさんあるときは、とても便利な移動手段だといえるでしょう。
タクシー
最も費用が高くなる選択肢ですが、自分で運転することなく、出発地点から空港まで座ったまま移動できます。都心から成田空港までの費用は26,000円〜30,000円が一つの目安です。
タクシー会社によっては定額料金のサービスを提供しているところもあります。事前に各タクシー会社の料金などをリサーチしておくと良いでしょう。
今回は成田空港への行き方をご紹介しました。どの交通手段を利用するかによって、料金や所要時間が変わりますので、事前のリサーチは必須です。
上記でご紹介した内容を参考にして、チェックインの時間や、荷物の量などに合った最適な交通手段を探してみましょう。