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JALタッチ&ゴー(タッチアンドゴー)が利用できないときに確認したいこと

JALの飛行機に乗るなら、タッチ&ゴー(タッチアンドゴー)の利用が便利です。理由は、搭乗手続きが不要で、空港での時間を短縮できるから。預ける手荷物がなければ、乗る予定の飛行機が出発する20分前迄に空港の保安検査場を通過すれば大丈夫です。ただ、タッチ&ゴーが利用できないケースもあります。この記事では、タッチ&ゴーの概要、利用できないときにどうすればいいかをお伝えします。

JALタッチ&ゴーとは

JALのタッチ&ゴーを利用すると、チェックインと呼ばれる空港での搭乗手続きをスキップして、直接、保安検査場の手続きに進むことができます。つまり、空港に着いてから飛行機に乗るまでの時間を大幅に短縮できるということ。これは、時間の有効利用にもつながります。

JALタッチ&ゴーの仕組み

JALタッチ&ゴーの仕組みを説明する前に、まず通常の搭乗手続きについて確認しておきましょう。通常の搭乗手続きは、次のような流れになっています。

通常の手続き

空港に到着したら、空港カウンターもしくは自動チェックイン機で、チェックイン(搭乗手続き)をします。チェックインは、手持ちのIC、JMBカード、バーコード、確認番号のいずれかで。座席が確定していなかった場合は、このタイミングで座席を確定させます。
チェックインがすんだら、機内には持ち込めない荷物を預ける手続きをし、保安検査場へ。ここで持ち込み荷物やボディチェックを受け、搭乗口へと移動することができます。

いろいろな手続きがありますが、混雑時には、チェックインにかなり時間がかかることもあります。そのチェックインをスキップできるのが、JALタッチ&ゴーなのです。
大きな手荷物がある場合は、受託の手続きをしなければなりませんが、機内に持ち込めるサイズの荷物しかないのであれば、空港に着いてすぐに保安検査場に直行できるという身軽さ。余計な手間がかかりません。

JALタッチ&ゴー利用の手続き

さて、JALタッチ&ゴーは、どのようにすれば利用できるのか、ご説明しましょう。

利用に際しては、準備しておきたいものがあります。
JALタッチ&ゴーでは、スマートフォン、IC付きカード、2次元バーコードのいずれかを使って手続きをすることになるので、どのようにタッチ&ゴーを利用するかを決めて用意をしておきましょう。

もう少し具体的に、説明すると、JALマイレージバンク(JMB)会員の方は、JALタッチ&ゴーの設定をすませたおサイフケータイ、IC付きのJALカードもしくはJMBカード、QuiCナビによる2次元バーコードの表示、印刷された2次元バーコードの表示、もしくは、Wallet(Passbook)のうち、どれかが手元にあれば大丈夫です。
ちなみに、QuiCナビというのはJMB会員向けのサービスのこと。予約情報のほかに、旅に役立つ情報も提供してくれます。
Wallet(Passbook)は、AppleがiPhoneユーザーのために提供しているアプリです。このアプリでJALの搭乗券を一括管理できるようになっています。

JMB会員でない一般ユーザーの方は、印刷された2次元バーコード、モバイル端末により取得した2次元バーコード、Wallet(Passbook)のうち、いずれかを用意してください。

上記のいずれかが用意できたら、希望する飛行機の予約、チケットの購入、座席指定をすませます。その際、予約詳細画面の「搭乗方法」に「タッチ&ゴー」と記載されていることを確認しましょう。この記載があれば、タッチ&ゴーサービスを利用しての搭乗が可能になったということです。空港に着き、預ける手荷物がない場合は保安検査場に直行すればOKです。
保安検査場には出発時刻の20分前迄に専用の端末で手続きをすませ、搭乗案内を受け取ってください。その後、出発時刻の10分前までには搭乗口に行き、待機します。この時刻を過ぎてしまうと搭乗できないことがあります。なお、コードシェア便は、タッチ&ゴーサービスの対象外となっているので注意しましょう。

JALタッチ&ゴーが利用できないときに確認したいこと

予約詳細画面の「搭乗方法」に「タッチ&ゴー」と記載されていない場合は、JALタッチ&ゴー(タッチアンドゴー)のサービスを利用することができません。その場合は、どうしたらいいのかをここで確認しておきましょう。

搭乗方法の欄に「チェックイン機」と記載されていることがあります。例えば、座席指定が完了していないと、この表示が出るので、座席指定を完了させましょう。そうすれば、「チェックイン機」の表示が「タッチ&ゴー」に変わります。

それでも表示が変わらない場合は、「チェックイン機」の文字をタッチすると、サービスを利用するために必要な手順が示されます。

なお、次のような場合は、JALタッチ&ゴーサービスの利用はできないので、確認しておきましょう。
まず、指定可能な座席がないとき。指定できる座席数には限りがあるため、このようなケースもあるのです。
そのほか、既に航空券を持っている場合、搭乗する際にサポートや係員による確認が必要となる場合、サービス対象外の運賃を利用している場合、欠航やスケジュール変更などでチェックインが一時的に中止になっている場合などです。
JMB会員で、同一日に同一区間を重複して予約している場合もサービスの利用はできないのでお気をつけください。

JALのタッチ&ゴーは、とても便利なサービスです。万が一、利用できないというときには、こちらの記事を参考に、対処してみてください。空港でのチェックインをする場合は、離陸の1~2時間前には空港に着いていなければ不安でしたが、タッチ&ゴーなら、保安検査場を20分前迄に通過すれば大丈夫。ぜひ、JALタッチ&ゴーで快適な旅を実現してくださいね。