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ワンワールドとは? 航空会社のアライアンスについて解説

JAL 空の旅の豆知識

最終更新:2026.09.10

「アライアンス」は、英語で「提携」や「同盟」を意味する単語です。航空業界では、複数の航空会社が集まって結成した「アライアンス」が存在。業務提携を行うことで、魅力的なサービスを提供しています。そんなアライアンスの具体的なシステムや、主要なアライアンスについて見ていきましょう。

航空会社のアライアンスとは

アライアンスとは、世界各地の航空会社が相互協力を目的として結成した組織のこと。別名「航空連合」や「国際航空連合」とも呼ばれています。航空会社間における連合組織のはじまりとされているのは、1989年のKLMオランダ航空とノースウェスト航空による業務提携。その後、航空業界の規制緩和や競争の激化など動きによっていくつもの組織が生まれると共に、組織の規模もよりグローバルに拡大していきました。現在は「ワンワールド」「スターアライアンス」「スカイチーム」という3大アライアンスが世界の中心となっています。

  • ワンワールド(oneworld):日本の航空会社ではJALが加盟。質の高いサービスと、主要都市を結ぶネットワークの強さが特徴
  • スターアライアンス(Star Alliance):日本の航空会社ではANAが加盟。世界最大の加盟社数を誇る、ネットワークの広さが特徴。
  • スカイチーム(SkyTeam):世界各地を網羅する、バランスの取れたネットワークが特徴。

同一アライアンス内で行われるのは、コードシェア便(複数の航空会社で飛行機を共同運航する便)の運航、乗り継ぎ空港で行う各種手続きの簡略化、マイルの相互加算など。こうした業務提携によるサービスは利用者にとって便利であるだけでなく、航空会社にとっても世界中にネットワークを拡大できるという利点があるのです。

利用者がアライアンスを意識するメリット

どの航空会社を利用するかは気にしても、その会社がどのアライアンスに加盟しているかを意識する方は少ないかもしれません。しかし、日頃から飛行機を頻繁に利用する方にとっては、旅を左右する重要な事柄といえそうです。

アライアンスを意識する大きなメリットは、主に以下の2点にあります。

直行便がない国へも「特典航空券」で行ける

たとえば、2026年8月現在、JALやANAの直行便が運航していない情熱の国・スペインへの旅行を計画する場合を考えてみましょう。

日本からスペイン・マドリードへの直行便は、スペインのフラッグキャリアでありワンワールド加盟のイベリア航空が就航しています。
もしワンワールド加盟航空会社のマイルを貯めていなければ、特典航空券を利用してスペインへ直行便で渡航することはできません。しかし、同じワンワールドに加盟しているJALのマイルを貯めていれば、イベリア航空の特典航空券へと交換して旅行することが可能です。

他社便に乗るときも「ステータスの待遇」が受けられる

アライアンス内では、各航空会社の上級会員(ステータス)制度も共有されています。

例えば、JALの上級会員(JMBサファイアやJGC会員など)になると、同時に「ワンワールドの上級会員(サファイア/エメラルド)」の資格も付与されます。これにより、海外でJAL以外のワンワールド加盟航空会社に搭乗する際でも、以下のような手厚い優遇サービスを受けることが可能です。

  • 混雑を避ける優先チェックイン(専用カウンターの利用)
  • サクサク進む優先保安検査・優先搭乗
  • 世界約700カ所にある空港ラウンジの利用
  • 受託手荷物の優先受け取り

自分がよく行く国や地域に強みを持つアライアンスを選び、その加盟会社で上級会員を目指せば、世界中の空港で常に快適な旅が約束されます。

このように、単一の航空会社の枠を超え、世界に広がる航空ネットワークや上級会員特典を自在に活用できることこそが、アライアンスを意識するメリットと言えます。

主要なアライアンス

アライアンスのなかでも特に大規模なグループとされているのが「ワンワールド」「スターアライアンス」「スカイチーム」。世界の主要航空会社のほとんどが、この3大アライアンスのいずれかに加盟しています。

ワンワールド

1999年2月1日設立。現在は、設立時から加盟しているアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、カンタス航空、2007年に正式加盟したJALなど13の航空会社が名を連ね、世界約170の地域、900以上の都市に就航しています(2026年8月現在)。日本のJAL、オーストラリアのカンタス航空など加盟航空会社には各国を代表するフラッグキャリアが多く、上質かつ安定したサービスを受けられるのがメリット。

また、JALを含む13社が日本に就航しているため、日本在住の方にはマイルを獲得しやすいというのもポイントです。加盟航空会社の上級会員になると同時にワンワールドの上級会員の資格も与えられ、専用チェックインカウンターや世界に約700ある専用ラウンジの利用、空港での優先搭乗などさまざまな特典が受けられます。

加盟航空会社一覧
ハワイ・北米: ハワイアン航空、アメリカン航空、アラスカ航空
ヨーロッパ: ブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアー、イベリア航空
アジア・オセアニア: キャセイパシフィック航空、マレーシア航空、カンタス航空、フィジーエアウェイズ
中東・アフリカ: カタール航空、オマーン航空、ロイヤル・ヨルダン航空、ロイヤル・エア・モロッコ

スターアライアンス

1997年5月14日に設立された、3つのなかで最も歴史の長いアライアンスです。現在は26の航空会社が加盟し、世界約190か国、1,150以上の空港に就航しています(2026年8月現在)。加盟航空会社数が多く、世界各地へのシームレスな移動が可能。特に北アジアとアメリカ方面への路線が多いのが強みです。

スカイチーム

2000年6月22日設立。現在は19の航空会社が加盟し、世界170か国以上、1,000以上の都市に就航しています(2026年8月現在)。アメリカへの路線が少ない分、中国各地への路線が豊富で、比較的低料金の航空会社が多いのも特徴。日系の航空会社は非加盟となっています。

あなたがよく利用する航空会社が加盟しているアライアンスを知れば、有意義な旅をしたり、お得にマイルを貯めたりすることができるでしょう。上記を参考にして航空会社のアライアンスを理解し、賢く利用しましょう。

ワンワールド加盟航空会社のマイルを貯める方法

ワンワールド加盟航空会社のマイルを日本で効率よく貯めるには、JALのマイルが貯まる「JALカード」の活用が一番の近道です。

フライトでの利用はもちろんのこと、日々のショッピングや公共料金のお支払いなど、日常のあらゆる場面でJALカードに決済をまとめることで、意識せずとも着実にマイルが貯まっていきます。

「いつかは訪れてみたい」と思い描いていた憧れの場所へ、毎日の暮らしで貯めたマイルを使って自分へのご褒美として旅行をしてみる。そんな贅沢で特別な体験も、JALカード1枚から始まります。

JALカードの詳しい選び方や活用法については、ぜひ以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
JALカードの上手な選び方~年会費や搭乗回数、マイルの貯め方などから選ぼう~

初回投稿日:2020年9月1日
※2026年9月10日に一部内容を更新しました。