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長時間のフライトも快適! 機内での過ごし方

海外旅行

2020.10.01

数時間で目的地に到着できる国内線とは違い、世界各地を目指す国際線のフライトは長時間になりがち。特に中東地域やヨーロッパなどは10時間を超える場合もあり、1日の約半分を飛行機のなかで過ごすことになります。そんな上空での時間をより快適に過ごすには?機内での居心地を大幅にアップさせるポイントをお教えします。

長時間のフライトを快適に過ごすためのポイント

路線によっては10時間以上を過ごすことになる国際線フライト。少しでも快適に過ごすためにはどうしたらよいでしょうか?
まず、服装はゆったりとしたものや伸縮する素材など、身体を締め付けないものがおすすめ。機内では同じ姿勢でいる時間が長くなるため、ジーンズなどタイトな素材の服装では血流が悪くなり、疲労がたまってしまいます。
また、機内の気温は24℃前後に保たれていますが、季節や座席の位置などで上下することもあるため、楽に脱ぎ着できる上着があると便利です。空気が乾燥しているのでお肌の保湿は普段以上にしっかりと。エンジンの排気音など飛行機特有のノイズが苦手な方は、耳栓やノイズキャンセリング機能付きのイヤフォンなどを用意しておきましょう。

機内でおすすめの服装を紹介!

機内ではゆったりとしたルームウェアを着てリラックスしたいもの。
例えば、トップスは長袖のTシャツやブラウス、ボトムスはストレッチ素材のジョガーパンツやガウチョパンツなどがおすすめです。
スカートの場合は冷え防止のため厚手素材のマキシ丈がベター。ストールやショールなどの羽織りものを用意しておくと機内の温度差にも対応できます。
また、上空では気圧や湿度の影響で足がむくみやすくなるため、ルームシューズやスリッパに履き替えるとリラックス度UP! 首や肩の疲労が軽減されるネックピローも、あると便利なグッズの一つです。

肝心の着替えですが、エコノミークラスには機内に着替える場所がないため、靴以外は搭乗前に空港のトイレなどで済ませておくといいでしょう。女性の場合は、同時にメイクを落として保湿もしておくとお肌の砂漠化を防げます。ただし、機内に化粧品などの液体物やクリームなどを持ちこむ場合は制限があるのでご注意ください。

機内食は無理して食べない

飛行機に乗るお楽しみの一つである機内食。最近はエコノミークラスでも有名店とのコラボなどさまざまなこだわりメニューが用意され、上空でも極上のランチやディナーを味わうことができます。とはいえ、国際線の機内食はお昼や夜など一般的な食事の時間に提供されるとは限りません。
また、機内という慣れない環境のなか、気流による揺れや気圧の変化などによって不調を覚える方もいらっしゃいます。食事はダイレクトに体調に影響を与えるため、お腹が空いていない時や体調が思わしくない時は、無理して食べないようにしましょう。「今は無理だけど後で食べたい」という場合、客室乗務員にお願いすれば取っておいてもらえるケースもあります。ただし、航空会社や衛生上の理由によっては断られる可能性もあるので、無理強いは禁物です。

水分は我慢せずに摂ろう!

飛行機内の湿度はおよそ20%~10%。地上より空気が乾燥しているため、約10時間のフライトでは1.5~2リットルもの水分が体内から失われるといわれています。「トイレに立つと周りに迷惑だから」と機内での水分補給を控える方もいらっしゃいますが、我慢は禁物! 水分不足はお肌を乾燥させるだけでなく、血流を滞らせ「エコノミークラス症候群(旅行者血栓症)」を引き起こす可能性もあるのです。なるべくペットボトルの水や飲料を持ちこみ、積極的に水分を摂るようにしてください。
その際、コーヒー、紅茶などカフェインを含む飲み物は利尿作用があるので避けた方がよいでしょう。水や麦茶などノンカフェインの飲み物を、ひと口ずつ小まめに摂取することをおすすめします。
また、国際線では100ml(g)を超える容器に入った液体の持ち込みが禁止されています。機内に持ち込めるペットボトルは出国審査後のエリアで購入したもののみとなりますのでご注意ください。

イヤフォンはノイズキャンセリング機能付きがおすすめ

現在活躍している最新型の飛行機は以前よりかなり静かになりました。しかし、それでも機内にいれば風やエンジンの排気音、エアコンの音が混ざったゴーッという騒音が絶え間なく聞こえ、ストレスを感じる方も少なくないでしょう。そんな時にあると便利なのがノイズキャンセリング機能付きのイヤフォンです。
ノイズキャンセリングとは、人間が不快に感じる雑音や機械音を低減してくれる機能のこと。騒音に邪魔されずに音楽鑑賞を楽しむことができる一方、機長のアナウンスなど人の声はしっかりと聞こえるので、機内で使うには最適!
音楽を聴くだけでなく、耳栓がわりとして使うこともできるので、深夜のフライトで睡眠を取りたい時にもおすすめです。有線・無線の違いや「外音取り込み機能」の有無、イヤフォン本体の形などもさまざまですので、用途にあったものを選びましょう。

ゆううつになりがちな長時間フライトも、ちょっとの工夫でもっと快適に過ごすことができます。上記を参考にして、あなたも空の旅を楽しんでくださいね。