岐阜県の観光スポット15選。歴史名所から穴場までおすすめをエリア別に紹介

山々に囲まれた自然豊かな岐阜県。世界遺産の「白川郷」、日本三名泉のひとつに数えられる「下呂温泉」、歴史情緒あふれる「飛騨高山 古い町並」など、見どころ満載です。
この記事では、岐阜県をエリア別にわけて、定番から穴場までおすすめの観光地15選をご紹介します。
- ※ 本記事は2025年11月時点の情報に基づいて作成されています。最新の情報は、公式Webサイトなどでご確認ください。
- ※ 価格は税込み表記です。
岐阜県の主要観光エリア
岐阜県は、南北に長く広がる地形が特徴で、大きく「美濃地方(南部)」と「飛騨地方(北部)」に分かれます。さらに細かく見ると、岐阜、飛騨、中濃、西濃、東濃の5つのエリアに分けられます。
岐阜県は、エリア(地域)ごとに高低差が大きく、気候も異なるのが特徴。そのため、同じ岐阜県でも旅の雰囲気がガラリと変わるのが魅力です。この記事では南部と北部の2つのエリアに分けて、おすすめの観光地をご紹介します。
岐阜・美濃エリア(南部)
美濃とは岐阜県の南部一帯を指し、清流・長良川を中心に豊かな自然と伝統文化が息づくエリアです。岐阜城で有名な岐阜市や、刀鍛冶の町として知られる関市、そして美濃和紙と“うだつの上がる町並み”で知られる美濃市など、城下町や職人の町が点在しています。
美濃エリアの中でも、長良川の鵜飼は1300年以上続く伝統行事として有名。夜の川面に灯るかがり火とともに幻想的な光景を楽しめます。
飛騨・高山エリア(北部)
北部の飛騨地方に位置する高山エリアは、“飛騨の小京都”と呼ばれる古い町並みが残る人気観光地。高山陣屋や飛騨高山の「飛騨高山 古い町並」など、江戸時代の面影を色濃く残す町並みを歩くだけでも心が躍ります。高山市の西側には白川郷で有名な白川村が位置しています。
中でも、毎年春と秋に開催される高山祭は、華やかな屋台が練り歩く日本三大美祭のひとつ。ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
なお、岐阜駅から最寄りの高山駅までは「特急ひだ」で約2時間と、鉄道旅にもおすすめです。
岐阜・美濃エリアの観光スポット
美濃は、岐阜の自然と文化を肌で感じられるエリア。まずは、岐阜・美濃エリアの観光スポットをご紹介します。
岐阜城(岐阜市)

写真提供:岐阜市
標高329m・金華山の山頂にそびえる「岐阜城」は、戦国時代の英雄・織田信長の居城として知られる名城。もとは鎌倉時代に築かれた稲葉山城が起源といわれ、斎藤道三によって整備されたのち、永禄10年(1567年)に信長が攻略し、地名を「井口」から「岐阜」へ改めました。
現在の天守は昭和31年(1956年)に再建された、鉄筋コンクリート製。内部は資料館、最上階は展望室(天守閣)となっています。展望室からは岐阜市街や長良川、濃尾平野を360度のパノラマで一望でき、天気が良ければ名古屋のビル群や伊吹山まで望めます。また、夜間開館日には夜景も人気です。
お昼は、金華山山頂にある展望レストラン「ル・ポン・ドゥ・シェル」へ。「信長どて丼」や「味噌かつ定食」など、飛騨牛メニューを眺望とともに味わえます。
岐阜城
住所:岐阜県岐阜市天主閣18
電話番号:058-263-4853
営業時間:3月16日~10月16日 9:30~17:30、10月17日~3月15日 9:30~16:30、元日6:30~16:30 ※期間限定で夜間開館あり
定休日:なし
アクセス:
【車】東海環状道 岐阜ICより約20分 ※山頂への車の進入ができないため、岐阜公園堤外駐車場を利用してください
【公共交通】「山麓駅」よりぎふ金華山ロープウェーで「山頂駅」より徒歩約8分
web:岐阜城 公式サイト(岐阜市サイト内)
ぎふ金華山リス村(岐阜市)

金華山ロープウェー山頂駅のすぐ目の前にある「ぎふ金華山リス村」は、日本で最初に開園した“リス村”として知られる小さなふれあいスポット。昭和11年(1936年)に岐阜公園で開催された「躍進日本大博覧会」で持ち込まれたタイワンリスが金華山で野生化し、その後、子どもたちが自然の中で動物とふれあえるよう野生のリスを保護、飼育したのが始まりです。
エサやり体験は4歳から参加可能。入場時に革手袋を着用し、リスが手に乗ってエサを食べる姿を観察できます。タイワンリスは冬眠しないため、通年でエサやり体験が楽しめるのも魅力。岐阜城観光とあわせて立ち寄りたい癒しの空間です。
ぎふ金華山リス村
住所:岐阜県岐阜市千畳敷下257
電話番号:058-262-6784
営業時間:9:30〜16:30(最終入村16:15)
定休日:なし(ロープウェー整備運休日は休み)
料金:大人400円、子ども300円 ※ロープウェー往復乗車券で割引あり
アクセス:
【車】東海環状道 岐阜ICより約20分 ※山頂への車の進入ができないため、岐阜公園堤外駐車場を利用してください
【公共交通】「山麓駅」よりぎふ金華山ロープウェーで「山頂駅」よりすぐ
web:ぎふ金華山ロープウェー 公式サイト
馬籠宿(中津川市)

中山道43番目の宿場町であり、木曽11宿の最南端に位置する「馬籠宿(まごめじゅく)」。尾根の斜面に沿って石畳の坂道が続く“坂の宿場”として知られ、江戸から京へ向かう旅人たちが行き交った歴史の面影を今に伝えています。
石畳の両側には、木造の町家や土産店、茶屋が軒を連ね、ノスタルジックな風情が漂います。水車の音が心地よく響く小道や、恵那山を望む見晴台など、写真映えするスポットも多く、散策にぴったり。
そしてグルメも見逃せません。香ばしい醤油やクルミだれが特徴の「五平餅」や、手打ちそば、そして栗の名産地・中津川ならではの「栗きんとん」や「栗きんとんアイス」などのスイーツが人気です。さらに、江戸時代の絵師・十返舎一九が称賛したと伝わる「栗こわめし」も味わえます。
馬籠宿
住所:岐阜県中津川市馬籠4300-1(馬籠観光案内所)
電話番号:0573-69-2336
アクセス:
【車】中央自動車道 神坂スマートICから約3分
【公共交通】JR中央本線「中津川駅」から北恵那交通バスで約25分、「馬籠」下車すぐ
web:馬籠観光案内所 公式サイト
恵那峡(恵那市)

100年前に木曽川を大井ダムでせき止めて誕生した人造湖「恵那峡(えなきょう)」は、岐阜を代表する渓谷の景勝地。切り立った怪岩が両岸に並び、赤い「恵那峡大橋」が映える風景はまさに圧巻です。
名物の遊覧船では「軍艦岩」「獅子岩」「品の字岩」など、個性的な形をした岩を間近で観賞できます。春はサクラやツツジ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は渡り鳥の飛来と、四季折々に違った表情を見せるのも魅力。特に紅葉や桜のシーズンは人気が高く、多くの観光客が訪れます。
また冬から春先にかけては、マガモやオシドリなどが見られるバードウォッチングもおすすめ。午前中は観察に最適な時間帯です。
さらに、恵那峡を代表する奇岩「傘岩」は、風化と侵食によって形成された国指定天然記念物。さざなみ広場周辺を散策したり、遊覧船で渓谷を巡ったりと、自然と地形の壮大な美しさを堪能できるスポットです。
恵那峡
住所:岐阜県恵那市大井町2709-79(恵那峡ビジターセンター)
アクセス:
【車】中央自動車道 恵那ICより約25分
【公共交通】JR恵那駅より東鉄バス「恵那峡」行き約15分、「恵那峡」下車すぐ
web:恵那観光協会 公式サイト
ストーンミュージアム博石館(中津川市)

恵那峡のすぐ近くにある「ストーンミュージアム博石館」は、“石”をテーマにした全国でも珍しい体験型のミュージアム。約7,000坪もの敷地内には、鉱物展示館をはじめ、体験施設や庭園があり、子どもから大人まで楽しめるスポットです。

人気No.1体験の「宝石さがし」では、砂利の中から30種類以上の鉱石や宝石を探し出し、そのまま持ち帰ることが可能。屋根付きなので雨天でも楽しめ、冬季は水を使わない砂場で開催されています。また、金属探知機を使って“お宝プレート”を探す「トレジャーハンティング」や、石を割って化石を見つける体験もあり、探究心をくすぐるアクティビティが充実しています。
併設の「カフェ&レストランMW(ムウ)」では、名物の“ピラミッドカレー”をはじめ、石をモチーフにしたユニークなメニューを提供。食事のみの利用も可能です。予約不要で気軽に立ち寄れる、学びと遊びが融合した体験型スポットです。
ストーンミュージアム博石館
住所:岐阜県中津川市蛭川5263-7
電話番号:0573-45-2110
営業時間:9:00~17:00 ※冬期平日のみ時短営業
定休日:水・木曜
アクセス:
【車】中央自動車道 恵那ICより約15分
【公共交通】JR「恵那駅」よりタクシーで約15分
web:ストーンミュージアム博石館 公式サイト
名もなき池(通称:モネの池)(関市)

「名もなき池」は、透明度の高い湧水に睡蓮と錦鯉が浮かぶ小さな池。印象派の巨匠モネの名画『睡蓮』を思わせる幻想的な風景から、“モネの池”の愛称で全国的に知られるようになりました。
モネの池は1年を通してさまざまな風景を楽しめます。春から夏にかけては新緑と睡蓮、そして透明な水が鮮やかに輝き、秋には紅葉が水面に映りこみます。冬には雪とのコントラストでより一層幻想的な風景に。光が差し込む午前中の時間帯には、水面が青く透き通り、錦鯉や睡蓮がいっそう美しく映えます。雨のあと数日は水が濁ることもあるため、透明感を楽しみたい場合は晴天の翌日が狙い目です。
また、周辺にはあわせて訪れたいスポットも。モネの池から車で約15分の「板取川温泉バーデェハウス」では、開放感あふれる露天風呂や内湯、うたせ湯でゆったり温泉を楽しめます。
名もなき池(モネの池)
住所:岐阜県関市板取白谷
アクセス:
【車】東海北陸道 美濃ICより約40分
【公共交通】JR岐阜駅から岐阜板取線で「ほらどキウイプラザ」へ、板取ふれあいバスに乗り換え「モネの池前」下車
養老天命反転地(養老町)
世界的アーティスト、荒川修作とマドリン・ギンズが約30年にわたって構想し、1995年に開園した体験型アートパーク「養老天命反転地」。約18,000平方メートルの広大な敷地全体がひとつの巨大な作品で、起伏のある地形や傾斜、歪んだ建築によって、訪れる人の平衡感覚や遠近感を揺さぶる独創的な空間です。
メイン施設の「極限で似るものの家」では、迷路のような内部を進むと、天井側に“反転した”もう一つの部屋が現れる仕掛けが。屋根は岐阜県の形を模しており、フォトジェニックな外観も人気です。

© 1997 Reversible Destiny Foundation. Reproduced with permission of the Reversible Destiny Foundation
足元が不安定な箇所も多いため、靴はスニーカーが必須かつ動きやすい服装がおすすめ。園内は食事禁止ですが、当日券での再入場が可能なので、園外でランチを楽しんでから再びアート体験を満喫できます。
養老天命反転地
住所:岐阜県養老郡養老町高林1298-2(養老公園内)
電話番号:0584-32-0501(養老公園事務所)
営業時間:9:00〜17:00(最終入園16:30)
定休日:火曜(祝日の場合は翌日休)、年末年始(12月29日〜1月3日)
料金:大人850円、高校生550円、小中学生350円 ※小学生未満無料
アクセス:
【車】東海環状自動車道 養老ICより約10分
【公共交通】養老鉄道「養老駅」より徒歩約15分
web:養老天命反転地 公式サイト(養老公園サイト内)
ぎふワールド・ローズガーデン(可児市)

岐阜県・可児市にある「ぎふワールド・ローズガーデン」は、約80.7ヘクタールという広大な敷地を誇る“花の楽園”。1996年に「花フェスタ’95ぎふ」の会場を再整備して誕生し、2021年に「花フェスタ記念公園」から改称されました。地上45mの「花のタワー」からは、四季折々に咲き誇る花々が一望できます。
園内には約6,000品種・20,000株ものバラが植栽されており、そのコレクション規模は世界最大級。入り口の「ウェルカムガーデン」では、17品種・約5,500株のバラが丘陵を覆うように咲き誇り、まるで“バラの海”のような光景が広がります。

見頃は春と秋。春は最もボリュームがあり、園内が華やかな香りに包まれます。秋は一輪の発色と香りがより濃厚で、落ち着いた雰囲気の中で観賞できます。
また、季節ごとにネモフィラ(春)、ヒマワリ(夏)、コスモス(秋)といった花畑も登場。いつ訪れても異なる花景色を楽しめる、岐阜を代表する花の名所です。
ぎふワールド・ローズガーデン
住所:岐阜県可児市瀬田1584-1
電話番号:0574-63-7373
営業時間:春〜秋 9:00~17:00(最終入園16:30)、冬季 9:30~16:30(最終入園16:00)
定休日:火曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12/29〜1/3)
アクセス:
【車】東海環状自動車道 可児御嵩ICより約5分
【公共交通】JR「可児駅」・名鉄「新可児駅」よりバスまたはタクシーで約15分
web:ぎふワールド・ローズガーデン 公式サイト
飛騨・高山エリアの観光スポット
北部の飛騨・高山エリアは、歴史と自然が共存する岐阜県屈指の観光エリア。ここからは、高山エリアの観光スポットをご紹介します。
白川郷(白川村)

世界遺産にも登録されている白川郷は、合掌造りの家屋が今も現役で使われている“生きた集落”。その中心地である荻町地区の集落には、三角屋根が雪を受け止めるように立ち並び、四季折々で異なる表情を見せます。城山天守閣展望台や荻町城跡展望台からは、絵画のような集落全景を望むことができ、写真撮影にも人気のスポットです。

春はサクラと水田の水鏡、夏は濃い緑に包まれた合掌造りの風景、秋は紅葉、冬は雪化粧と、1年を通して美しい姿を楽しめます。
また、白川郷では郷土グルメも魅力。香ばしい味噌だれの五平餅や手打ちそば、飛騨牛の定食やコロッケなど、地元の味を楽しめる店が並びます。川魚や山菜を使った郷土料理も豊富で、合掌造りの食事処で味わうとより旅情が深まります。
白川郷
住所:岐阜県大野郡白川村荻町
アクセス:
【車】東海北陸自動車道 白川郷ICより約5分
【公共交通】「高山駅」より「白川郷バスターミナル」まで高速バスで約50分
web:白川村 公式サイト
飛騨高山 古い町並(高山市)

江戸時代の面影を今に残す「飛騨高山 古い町並」は、高山観光の中心エリア。重要伝統的建造物群保存地区を中心に、格子戸の町家や土蔵が立ち並び、当時の商人町の情緒が色濃く残ります。軒先に吊るされた杉玉が目印の酒蔵では、地酒の試飲もでき、散策しながら“利き酒”も楽しめます。
また、城下町時代の政治の中心だった「高山陣屋」は、全国の代官・郡代所で唯一主要建物が現存する江戸期の代官所跡。内部では、役所や台所、蔵などを見学でき、当時の暮らしや行政の様子を感じられます。
グルメも充実。とろけるような飛騨牛はステーキや焼肉はもちろん、“せんべい皿”にのせた飛騨牛にぎりの食べ歩きが人気。朝は朝市、昼はラーメン、午後は陣屋や酒蔵巡り、夜は飛騨牛で締める。そんなモデルコースで日帰りでも満足できる、風情と味覚が詰まった町歩きを楽しめます。
飛騨高山 古い町並
住所:岐阜県高山市上三之町
電話番号:0577-32-5328(飛騨高山観光案内所)
アクセス:
【車】中部縦貫道 高山ICすぐ
【公共交通】JR「高山駅」より徒歩約15分
web:飛騨高山 古い町並 公式サイト(飛騨高山旅ガイド内)
新穂高ロープウェイ(高山市)

北アルプスの絶景を間近に望める「新穂高ロープウェイ」は、奥飛騨温泉郷に位置する日本唯一の2階建てロープウェイ。屋上の展望台からは360度の大パノラマが広がり、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星で掲載されている絶景スポットが望めます。

屋上展望台「AlpScape(アルプスケープ)」は2025年7月にリニューアル。新設されたウッドデッキからは、これまでよりも高い視点で北アルプスの山々を一望できます。また、隣接する「頂の森」では散策路や展望回廊を歩きながら、自然の息吹を間近に感じられます。
そのほか、日本最高所に設置された「山びこポスト」(通年集配可能)、五感で楽しめる「CAFÉ GOKAN」や売店など、山頂ならではの楽しみも充実。紅葉シーズンは特に人気で、ロープウェイからはモミジやブナの紅葉がじゅうたんのように広がる光景を満喫できます。
新穂高ロープウェイ
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉
電話番号:0578-89-2252
営業時間:4月1日~11月30日 8:30~16:00/12月1日〜3月31日 9:00~15:30
定休日:なし ※メンテナンス等による運休の場合があります
アクセス:
【車】中部縦貫道 高山ICより約70分
【公共交通】JR高山駅前「高山濃飛バスセンター」より「新穂高ロープウェイ」行き路線バスで約80〜105分
web:新穂高ロープウェイ 公式サイト
飛驒一宮水無神社(飛騨市)

「飛驒一宮水無神社」は、飛騨地方の総鎮守。主祭神は御歳大神(みとしのおおかみ)で、古来より五穀豊穣や水の恵みを祈る神社として人々に親しまれてきました。
境内には、神馬舎に安置された木造の「稲喰神馬」の2体をはじめ、歴史を感じさせる建造物が点在します。慶長12年(1607年)建立の「絵馬殿」は、飛騨の百姓一揆とも縁が深く、人々の祈りの歴史を今に伝えています。
また、樹齢約800年の水無神社の大杉は圧巻の存在感。悠久の時を経てなお、郷土の人々を見守り続ける“神樹”として崇敬されています。
そして授与所では、健康守・病気平癒守・開運厄除守のほか、「金かえる鈴守」や「水琴鈴守」といった個性的なお守りも人気。飛騨の清らかな自然とともに境内を巡ってみてください。
飛驒一宮水無神社
住所:岐阜県高山市一之宮町5323
電話番号:0577-53-2001
営業時間:授与品・御朱印 8:30〜16:30/祈祷 9:00〜16:00
定休日:なし
アクセス:
【車】中部縦貫道 高山ICより約20分
【公共交通】JR高山本線「飛騨一ノ宮駅」より徒歩約8〜10分
web:飛騨一宮水無神社 公式サイト
レールマウンテンバイク Gattan Go!!(飛騨市)

渓谷コース
「レールマウンテンバイク Gattan Go!!」は、廃線となった旧神岡鉄道の線路をそのまま利用したユニークなアクティビティ。マウンテンバイクとレールが合体した“レールバイク”にまたがり、「ガッタンゴットン」という鉄路独特の振動や音を感じながら走る、全国的にも珍しい体験が楽しめます。

まちなかコース
コースは2種類あり、のんびりとした町並みを走る「まちなかコース」と、渓谷沿いをダイナミックに走り抜ける「渓谷コース」から選択可能。まちなかコースは片道約2.9kmで、奥飛騨温泉口駅から神岡鉱山前駅までの往復ルート。線路沿いの家並みや自然を眺めながら進むため、家族やグループでの参加にも人気です。
一方の渓谷コースは、山間の鉄橋やトンネルを抜けるスリル満点のルート。眼下に広がる渓流や山の緑、そして風を切る爽快感がたまりません。標高差による季節ごとの景観の変化も魅力で、春は新緑、秋には紅葉を眺めながらの“空中サイクリング”が楽しめます。
レールマウンテンバイク Gattan Go!!
住所:岐阜県飛騨市神岡町東雲1327-2(まちなかコース)/岐阜県飛騨市神岡町西漆山(渓谷コース)
電話番号:0578-82-6677
営業時間:土日祝 9:00~16:30/平日 10:00~14:30 ※時期により変動
定休日:水曜/11月下旬~4月下旬
アクセス:
【車】まちなかコース:平湯ICより約30〜50分、渓谷コース:平湯ICより約50〜70分
web:レールマウンテンバイク Gattan Go!! 公式サイト
下呂温泉(下呂市)

有馬、草津と並び称される日本三名泉のひとつ「下呂温泉」。飛騨川沿いに旅館や足湯、外湯が立ち並び、歩いて楽しめる“湯の町情緒”が魅力です。中心部の河原にある名物「噴泉池」は、現在は足湯専用として開放されており、観光客の憩いの場になっています。
泉質はアルカリ性単純温泉。無色透明で肌あたりがなめらか、いわゆる“美肌の湯”として知られています。石けんのような洗浄効果があり、湯上がり後はしっとりすべすべの肌になるといわれています。効能は神経痛・疲労回復・病後回復など。
また、温泉街ならではのスイーツも充実。温玉ソフトや温泉プリンなど、食べ歩きグルメも豊富。湯巡りと一緒に楽しみたい逸品です。

おトクに旅館の湯を楽しみたい人には、加盟旅館の中から3軒まで入浴できる「湯めぐり手形」の購入がおすすめ。温泉街の足湯や合掌村、温泉博物館、加恵瑠神社などを組み合わせれば、半日から1日かけてじっくりと満喫できます。
下呂温泉
住所:岐阜県下呂市
アクセス:
【車】中央自動車道 中津川ICより約1時間
【公共交通】「名古屋駅」よりJR高山本線「特急ひだ」で約1時間30分
web:下呂温泉観光協会 公式サイト
牧歌の里(郡上市)

標高約1,000m、ひるがの高原に広がる「牧歌の里」は、花畑や動物ふれあい、手作り体験、グルメなどを一度に楽しめるテーマパーク。春から秋は色鮮やかな花畑、冬は雪あそびや温泉と、四季ごとに異なる魅力が味わえます。
園内の花畑は約4.5ヘクタールの広さを誇り、4つのフラワーゾーンで構成。チューリップ、ラベンダー、サルビアなど、季節ごとに変わる花々が高原の風に揺れる姿は圧巻です。開花状況は公式サイトで随時発信されているため、見頃をチェックして訪れるのがおすすめ。

動物エリアでは、ジャージー牛、羊、ヤギ、馬、アルパカなどが暮らしており、乳しぼり体験やおやつあげなど、子どもから大人まで楽しめるプログラムが充実。
さらに、冬季限定で営業する日帰り温泉「牧華」では、露天風呂や森林浴気分の大浴場、ハーブ風呂、フィンランドサウナなどが楽しめます。雪景色を眺めながら温泉で温まるひとときは格別です。
牧歌の里
住所:岐阜県郡上市高鷲町鷲見2756-2
電話番号:0575-73-2888
営業時間:グリーンシーズン平日10:00~17:00、土日祝9:00~17:00/ウィンターシーズン10:00~15:30
定休日:グリーンシーズンは無休、ウィンターシーズンは毎週火曜 ※毎年4/1~4/19日・11/25~12/19は準備期間のため休業
アクセス:
【車】東海北陸道 ひるがの高原SAスマートICより約4分
【公共交通】名鉄バスセンター(名古屋)より直通バス
web:牧歌の里 公式サイト
岐阜の自然と文化、歴史を巡る旅に出かけよう
歴史ある町並みから雄大な渓谷、世界遺産の合掌造り集落まで、岐阜県には日本の原風景が凝縮。美肌の湯や花と高原のリゾートなど、四季を通じて多彩な楽しみ方ができる岐阜観光の参考にしてください。

