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香港旅行の費用はいくらかかる? 予算や物価を徹底解説

日本から直行便を使って約4時間で行ける香港には、おいしいグルメ、100万ドルの夜景、香港ディズニーランドなど見どころがたくさん。香港旅行に行く際、旅費はいくらかかるのか? 航空券代、宿泊費、通信費、飲食費などの費用について解説します。旅費を安く抑えるコツも紹介するので、次の旅の参考にしてみてください。

  • ※本記事では1香港ドル=19円で換算しています。
  • ※価格は税込表記です

【旅行日数別】香港旅行に必要な費用はいくら?

まずは、1人あたりの香港旅行の費用を以下の表にまとめました。航空券代やホテル代によって大きく変わりますが、以下は、エコノミークラスの飛行機を利用し、1泊1万円(2名1室)のホテルに宿泊する場合の目安です。

上記の合計金額を細かく分けた内訳は以下です。

  • ※航空券代、ホテル代は3カ月後の平日出発を想定
  • ※航空券代は燃油サーチャージや税金込み

飛行機の種類や座席のランク、繁忙期や閑散期などで金額は変動します。繁忙期以外であれば、上記の範囲が相場といえるでしょう。観光費は、入場料がかかる観光名所などに行かない場合も含め0円からとしており、お土産などの現地での買い物費用は含まれていません。

香港旅行2泊3日の費用

2泊3日で香港ディズニーランドへ行くことが旅のメインの場合の費用例を紹介します。

航空券は、JALのエコノミークラスを事前に予約すると往復80,000円ほど。宿泊費は一般的なホテルだと1泊7,000円ほどです。航空券代と宿泊費で費用全体の3分の2以上かかっています。

交通費は5,000円。空港から市街地までのバス代(片道約700円)などです。

通信費はデータ通信量無制限のeSIMに契約して3,000円としています。

(観光費は香港ディズニーランドの1dayチケット669香港ドル(約12,700円)のみを入れています。これらを合計すると2泊3日の香港旅行で131,700円かかります。

香港旅行3泊4日の予算

3泊4日で、香港ディズニーランドと、有名な100万ドルの夜景などの観光地を巡る場合の費用のシミュレーションです。3泊4日の場合も、航空券代と宿泊費で3分の2を占めています。航空券代以外は1泊増えた分、増額しています。

主要な観光地の入場料については後述します。

香港旅行の費用の内訳は?

続いて、香港旅行に必要な費用の詳細を紹介します。

航空券代

成田国際空港発、香港国際空港行きの飛行機をJALのエコノミークラスで購入する場合、片道40,000~50,000円ほどの便が中心。時間帯や時期によっては70,000~80,000円ほどのこともあります。

香港エクスプレスなどのLCC(格安航空会社)の場合は片道約15,000円~などと金額は変わります。大手航空会社の場合は、手荷物預かりや機内食がついていますが、LCCでそれらを利用する場合は、追加料金がかかります。フライト時間は4時間以上と長めなので、自分にあったフライトを選ぶのが良いでしょう。

どちらも平日出発の場合の金額で、直前の購入、祝日や繁忙期などは高くなることもあるので、あくまで参考金額としてご覧ください。

宿泊費

一般的なホテル、高級ホテル、ゲストハウスのどこに宿泊するかで費用は変わります。
一般的なホテルは1泊7,000円~が目安です。豪華な5つ星のラグジュアリーホテルは、1泊30,000円~などで泊まれますが、ホテルによって金額幅は大きく、香港の高級ホテルの中でも伝統があるザ・ペニンシュラ香港は、1泊70,000円以上が目安です。

一方で、ゲストハウスは宿泊費が安く、1泊2,000円台からあります。宿泊費も予約するタイミングや祝日、繁忙期などで金額は変動します。

交通費

香港国際空港から香港の中心地への移動は電車(エアポート・エクスプレス)またはバスが主流です。

エアポート・エクスプレスは空港から九龍駅まで約22分で105香港ドル(約2,000円)、香港駅まで約24分で115香港ドル(約2,200円)です。

バスはバス会社と行き先で金額が変わり、香港の市街地まで35~50香港ドル(約670〜1,000円)前後。バスのほうが安いですが移動時間はかかります。

市街地での移動は、電車(MTR)、バス、タクシーを利用します。

電車とバスの料金は日本よりも安価で、MTRは初乗り5香港ドル(約100円)です。一方で、タクシーは日本よりも少し割高。初乗りは25香港ドル(約480円)で日本とほぼ同じですが、トランクに荷物を入れる場合に別途費用がかかるなど、合計額が高くなることがあります。

通信費

通信手段はeSIM、SIM、レンタルWi-Fi、通信事業者の海外データローミングなどがあります。

eSIMは3日間プラン、5日間プラン、7日間などの日数、データ容量を選んで契約します。予約サイトなどで異なりますが、たとえば、5日間1GBだと約300円、5日間無制限だと約5,000円です。

レンタルWi-Fiの費用もおおよそ同じで、通信量無制限で3,000~5,000円ほどです。

スマートフォンのキャリアによってプランは異なりますが、普段使っている通信サービスの中には、追加料金や事前準備なしで香港でもスマホを利用できます。

食費

食費は旅行プランによって変わるため一概にいくらとは言えませんが、香港の一般的なレストランは日本よりも少し割高。たとえば、麺料理は90香港ドル(約1,710円)など。軽食などでも1,000円を超えることが多くあります。そのため、食費を安く抑える場合でも1日3,000~5,000円ほどかかるでしょう。

コンビニで売っている軽食やお菓子の価格も同様に割高で、日本の1.5~2倍ほどの価格で販売されています。

観光費

観光費も旅行プランによって大きく変わります。

無料で楽しめる観光スポットもあり、夜景が有名なビクトリア・ハーバーに行く場合、展望台や美術館や博物館は入場料がかかりますが、夜景を見るだけなら無料です。

また、香港ディズニーランドの1dayチケットは日によって金額が変わり、669香港ドル(約12,700円)~で設定されています。

スポット 費用
スカイ・テラス428 大人:75香港ドル(約1,430円)
sky 100香港展望台 大人(12~64歳):178香港ドル(約3,380円)※オンラインで10%オフの金額
香港故宮文化博物館 常設展チケット(Gallery 1-7)一般: 90香港ドル〜(約1,710円)
M+(美術館) 一般:120香港ドル(約2,280円)
香港ディズニーランド 大人1dayチケット:669香港ドル〜(約12,700円) 大人2dayチケット:1,132香港ドル〜(約21,510円〜)
  • ※金額は変更の可能性があります。詳しくは公式Webサイトをご確認ください。

海外旅行保険

任意で海外旅行保険に入る場合、旅行日数に応じて1,000~1,300円ほどかかります。

ただし、JALカードをお持ちの人は、海外旅行保険が付帯しています。詳細は以下をご確認ください。

香港旅行の費用を安く抑える方法は?

香港旅行の費用は、航空券代と宿泊費で10万円以上かかることがありますが、買い方や旅行日程などを工夫すれば、この金額を大きく下げることも可能です。

香港旅行の費用を安くする4つのポイントを紹介します。

安い時期を選ぶ

繁忙期は航空券代・宿泊費ともに高騰します。旅費を安くしたいなら、ゴールデンウィーク、年末年始など日本の大型連休、香港の旧正月などは避けましょう。1~3月頃は、旧正月のタイミング以外は閑散期で比較的安いことが多く、狙い目です。

おトクな航空券を探す

香港旅行の費用は航空券代の割合が大きいので、航空券を安く購入できれば、旅行費用を抑えることができます。

LCCを利用するなど航空券代を安くする方法はいくつかありますが、価格は常に変動しますので、旅行比較サイトを活用して安い航空券を探すのが良いでしょう。

また、航空会社が行うセールの際に購入するのもおすすめです。セールはSNSなどで告知されますので、見逃さないようにチェックしましょう。

格安ホテルに泊まる

時間いっぱい観光や食事を楽しみ、宿は寝るだけの香港旅行になる予定なら、ゲストハウスなど格安の宿に泊まったり、市街地から離れたホテルを予約したりするのも費用を抑えるコツです。

2泊3日でも一般的なホテルに宿泊するより1万円程度、宿泊費を安くできるでしょう。

スマホのデータ通信量を最小限にする

通信費も節約可能です。香港は空港、ホテル、飲食店など多くの施設でフリーWi-Fiを使用できます。

たとえば、eSIMの上限1GBのプランを契約し、滞在中のスマホ利用はフリーWi-Fi中心にすれば、eSIMの無制限プランに契約した場合より数千円安くすることができます。

香港の物価は?現金はどのくらい必要?

交通費は日本より安めですが、飲食店やお土産等は少し高めです。なお、交通費、飲食費等の支払いは、ほとんどキャッシュレス決済で行えます。
アリペイに代表される現地のキャッシュレス決済に加え、クレジットカードが使える店舗もほとんど。特に香港旅行でおすすめなのは、オクトパスという旅行客が使えるキャッシュレス決済です。

オクトパスは交通機関やコンビニ、飲食店などで使えて便利な上、MTRの料金が安くなるなど、費用面のメリットもあります。iPhoneの場合はアプリを利用すれば物理的なカードを作る必要もないため、スマホひとつで支払いが可能です。

香港で現金が必要になるのは、市場での買い物や、チップが必要なホテル、飲食店を利用する場合ぐらいです。実際、タビーカ編集部のスタッフが2025年の年始に香港旅行をした際は、現金を一度も使いませんでした。

香港旅行に行くならJALカードが便利

香港旅行の費用についてお伝えしました。航空券代や宿泊費を抑えることが、安く香港旅行をするためのコツです。

また、クレジットカード決済が多くなるので、費用を減らすだけでなく、ポイントやマイルを効果的にためることもおトクな香港旅行につながります。

その際におすすめしたいのがJALカードです。JAL便の利用、agodaやエクスペディアなどの提携予約サイトからのホテル予約、さらに現地でのクレジットカード決済でもショッピングマイルがたまります。旅行用のカードを持ち、よりおトクで快適に香港旅行を楽しみましょう。

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