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韓国旅行の持ち物完全ガイド! 必需品やあると便利なグッズをご紹介

韓国旅行の準備、何を持っていけばいいか悩んでいませんか? パスポートや現地でつかえるアプリはもちろん、あると便利なアイテムや、季節ごとの服装のポイントなど、事前に知っておくと安心な情報をまとめました。初めての方もリピーターも、快適で楽しい旅にするために、ぜひ持ち物リストの参考にしてみてください。

外せない!韓国旅行の必需品

まずは、韓国旅行に欠かせない必需品をまとめました。忘れずにチェックしましょう。

アイテム

アイテム ポイント チェック
パスポート ・残存有効期間は3ヵ月以上のものが必須。期限の確認を忘れずに。
航空券(eチケット控え) ・航空券の発行の際に必要な場合もあるので、eチケットは印刷して持参を。
バウチャー(ホテルの予約など) ・入国時やホテルの予約確認の際に必要となる場合があるため、事前に印刷しておくと安心。
クレジットカード ・現地でつかえない国際ブランドもあるので、異なる国際ブランドのカードを2~3枚持っておくと◎
現金 ・屋台など現金のみのお店も多いため、少額のウォンを用意しておくと安心。
・何かあった時のため、日本円も持っておきましょう。
eSIM・SIM・レンタルWi-Fiルーターなど ・現地の回線を利用するために、出発前の設定や購入、レンタルが必要。
充電器・モバイルバッテリー ・スマートフォンの充電器はお忘れなく。
・モバイルバッテリーは充電切れ対策に。個数や容量は航空機内へ持ち込み制限があるため注意。
変換プラグ・変圧器 ・コンセントの形状は「Cタイプ」または「SEタイプ」。日本のプラグはそのままでは使用できません。
・電圧が異なるため、必要に応じて変圧器も用意しておく。
常備薬 ・体調不良に備えて、飲み慣れた薬があると安心。ただし、一部持ち込み禁止の薬があるため要注意。
海外旅行保険証 ・万が一の備え、海外旅行保険の証書は印刷して持っておくと安心。

クレジットカードはJALカードをつかえば、海外での買い物でもマイルがたまるメリットがあります。異なるブランドのカードを2〜3枚用意しておくと安心です。また、自身の利用でも海外での支払いが不正利用とみなされるケースもあるので、出発前に利用予定をカード会社に伝えておくと安心です。

なお、機内へのモバイルバッテリーや薬の持ち込みには注意が必要なため、記事の後半で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

あると便利な韓国旅行のアイテム

必需品ではないけれど、持っていくと快適さがアップするアイテムをご紹介。現地での移動や買い物、食事の際など、あると助かる便利グッズをぜひチェックしてみてください。

アイテム ポイント チェック
歯磨きセット ・ホテルに置いていない場合もあるため、あると安心。
ヘアブラシ・髭剃り ・ホテルに置いていない場合もあるので、必要な方はアメニティの有無は事前にチェックしておくと良いでしょう。
シャンプー・ボディーソープ類 ・つかい慣れたものが良い場合は持参を。
・事前に小分けにしておくと荷物がコンパクトに。
水に流せるティッシュ・ウェットティッシュ ・トイレットペーパーが流せないトイレや、おしぼりがない飲食店などで重宝するアイテム。
スリッパ ・ホテルにない場合もあるので、つかい捨てのスリッパがあると便利。
エコバッグ ・レジ袋は基本有料なので、あると便利。
パジャマ ・ホテルにない場合もあるので、パジャマやルームウェアがあると快適。
マスク ・飛行機内の乾燥対策、PM2.5や黄砂対策などのためにもあると安心。
圧縮袋 ・スーツケースの中身を減らしたい場合、下着や服などを圧縮するとかさを減らせる。
雨具・折り畳み傘 ・雨予報の時はあると安心。
メガネ・コンタクト用品 ・普段使用している人はお忘れなく。

旅先でのちょっとしたストレスを減らすには、あると便利なアイテムが役立ちます。たとえば、韓国ではトイレットペーパーが流せないトイレがあるため、水溶性のティッシュやウェットティッシュは必携アイテム。便器の横に大きなゴミ箱が設置されている場合は、流さずに捨てましょう。

ホテルによっては歯ブラシやスリッパ、パジャマが用意されていないこともあるため、必要に応じて持参すると良いかもしれません。

韓国旅行の持ち物の注意点

韓国旅行には持ち物の注意点が大きく2つあります。楽しい旅行にするためにも、必ず確認しておきましょう。

モバイルバッテリーの持ち込みに制限がある

モバイルバッテリーは外出時の必需品ですが、航空会社によっては機内持ち込みや預け入れにルールがあります。

たとえば日本の航空会社の場合、ワット時定格量が160Whを超過するものは禁止されています。100Wh以上160Wh以下のものは2個までとなっています。海外の航空会社の場合はルールなど異なる場合があるため、事前の確認が必要です。

なお、2025年1月に韓国・金海空港で発生した航空機炎上事故に関して、韓国事故調査当局の調査によると、モバイルバッテリーが発火の原因である可能性が指摘されています。

そのため、国や航空機の種類に関わらず、モバイルバッテリーを座席上の収納棚に入れないよう義務付けられています。また、受託手荷物に預けることもできません。

持ち込み禁止の薬がある

常備薬は飲み慣れたものがあると心強いですが、2025年3月以降、韓国では「アリルイソプロピルアセチル尿素」が含まれる鎮痛薬などの持ち込みが禁止されています。

持って行きたい場合は、事前に薬の成分表や説明書をしっかりと読んでおきましょう。

時期によって異なる?季節ごとの持ち物のポイント

韓国には日本と似た四季があるものの、気温や気候はやや異なる点も。訪れる時期によって、必要な服装やアイテムも変わってきます。シーズンごとの特徴を押さえて、快適な旅支度を整えましょう。

春(3〜5月)

韓国の春は花が咲き始める美しい季節ですが、3月はまだ肌寒く、冬の寒さが残る日もあります。厚手のアウターやコートを用意しておくと安心です。

4〜5月にかけては日中は過ごしやすくなるものの、朝晩は冷えることがあるため、薄手のジャケットやカーディガンなど、調整しやすい羽織ものが活躍します。寒暖差に備えて、重ね着しやすい服装を意識すると良いでしょう。

夏(6〜8月)

韓国の夏は高温多湿で、日本以上に蒸し暑く感じることもあります。通気性の良い服装や吸水速乾素材のTシャツ、帽子やサングラスなどの紫外線対策グッズは必須。晴雨兼用の傘があれば、日差しをしっかり防げる上、急な雨の時にも役立ちます。

加えて、汗拭きシートや着替え用のTシャツもあると快適さが格段にアップします。冷房が効いた室内では羽織が欲しくなる場面もあるので、軽めのシャツがあると安心です。

秋(9〜11月)

9月はまだ残暑が厳しい日も多く、半袖や薄手の服装で十分ですが、10〜11月は本格的に秋らしくなり、とくに朝晩はひんやりと感じられる日が増えてきます。

薄手のセーターやパーカー、インナーに機能性肌着を身につけておけば、急な冷え込みにも対応可能。季節の変わり目は風邪をひきやすいので、防寒を意識した服装を用意するのがベターです。

冬(12〜2月)

韓国の冬は日本より厳しく、氷点下になる日も珍しくありません。とくにソウルではダウンコート(現地では“ペディン”と呼ばれる)が定番アイテムで、旅行者も用意しておくと安心です。

カイロや手袋、マフラー、耳あてといった防寒小物も必須。一方、建物内は暖房が強く、汗ばむこともあるため、機能性インナーなどで体温調整しやすくするのが理想的です。積雪や凍結もあるため、滑りにくい靴も忘れずに。

現地でつかえる! 事前に準備しておきたい韓国旅行のツール

韓国旅行をスムーズに楽しむためには、現地で役立つツールを事前にインストール・発行しておくのがカギ。ここでは、移動や支払いに便利なアプリやカードを中心に、日本にいるうちに準備しておきたいアイテムをご紹介します。

WOWPASS

WOWPASS

「WOWPASS(ワウパス)」は、韓国旅行の新定番ともいえるプリペイドカード型の決済ツール。交通系ICカード機能と、ウォンでの支払いができるプリペイド機能がひとつになっており、移動も買い物もこれ1枚でOKです。

事前に専用アプリをダウンロードしておけば、残高確認やチャージもスマホから簡単に行えます。チャージはクレジットカードや日本円で可能。

また、ウォンの現金をATMのように引き出すことも可能。空港や主要駅、観光エリアなどに設置された専用のWOWPASS機械からカードを発行でき、面倒な手続きなしでつかい始められるのもポイント。店舗によってはWOWPASS利用者向けのクーポンがもらえることもあるので、現地でおトクに買い物したい方にもおすすめです。

ダウンロードはこちら(App Store/Google Play)

NAVER MAP

NAVER MAP

韓国旅行では地図アプリも重要なツールのひとつ。現地ではGoogleマップが正しく表示されないことが多いため、韓国最大手ポータルサイト「NAVER」が提供する地図アプリ「NAVER MAP(ネイバーマップ)」を事前にダウンロードしておくのがおすすめです。

NAVER MAPは日本語表示に対応しており、駅名やお店、観光スポットなどの検索もスムーズ。地下鉄の路線図や乗換案内も充実しており、交通手段を迷わず選べるのが強みです。徒歩ナビやルートの所要時間もわかりやすく、現地での移動がぐっとラクになります。

旅行当日に慌てないためにも、出発前にアプリの言語設定やログイン準備を済ませておくと安心です。

ダウンロードはこちら(App Store/Google Play)

事前にやっておきたい韓国入国・帰国時の手続き

韓国旅行をスムーズに過ごすためには、入国時や帰国時に必要な準備を事前に済ませておくことがポイントです。空港での待ち時間を減らし、スムーズに旅をスタートさせるための手続きをご紹介します。

K-ETA申請

韓国入国時に、ビザが免除される代わりに必要とされていたのが「K-ETA」という韓国電子旅行認証システムです。ただし、2025年12月31日までは日本国籍の渡航者で90日以内の滞在の場合は申請が免除されています。

e-Arrival Cardの申請

これまで機内で配られていた入国カードの記入が不要となり、「韓国電子入国申告書(e-Arrival Card)」によるオンライン申請に一本化されたことでペーパーレス化が進んでいます。渡航の3日前から「大韓民国電子入国申告書」サイトで入力でき、登録しておけば到着時の入国審査がスムーズに。記入していない場合は空港で紙の書類に記入する必要があり、タイミングによっては長蛇の列に並ぶ可能性も。

申請は無料ですが、偽サイトも多数存在するため注意が必要です。必ず下記の公式サイトを利用しましょう。

eSIMの設定

海外でスマホをつかう際にeSIMを利用する場合は、現地での通信環境を快適にするため事前設定を済ませておきたいところ。多くのサービスでは、出国前にダウンロードを完了させておけば、現地到着後に回線を切り替えるだけで使用できます。

eSIMはSIMカードの差し替えが不要なため、スマホの設定画面から簡単に切り替えられるのが魅力です。韓国は街中の無料Wi-Fiも多いのですが、安定してつかえるモバイル回線を準備しておくと、移動時や地図アプリの利用も安心です。

Visit Japan Web

韓国旅行後に日本へ帰国する際は、「Visit Japan Web」の登録を済ませておくと、入国時の手続きがスムーズになります。出発前に情報を入力し、二次元コードを表示できるようにしておくと、パスポート確認や税関申告がスムーズに進みます。

とくに空港が混雑しているタイミングでは、事前に登録しているかどうかで手続きの所要時間が大きく変わることも。日本人の帰国者でも利用可能なので、スマホひとつで完結する便利さをぜひ活用しましょう。

韓国旅行は事前の準備が肝心!

韓国旅行をもっと快適に楽しむためには、出発前の準備がカギ。必需品や季節ごとの持ち物、現地でつかえるツールをしっかりそろえておけば、旅先でも安心です。

また、航空券や現地での買い物にJALカードを活用すれば、旅をしながらマイルがたまるのも嬉しいポイント。マイルと交換できるJAL特典航空券で次の旅がおトクになるかもしれません。このガイドを参考に、準備万端で韓国旅行を楽しんでください。