名古屋の観光スポット15選。名所から穴場まで最新おすすめ

名古屋は、中部地方の中心都市。名古屋城や熱田神宮などの名所から、手羽先やひつまぶしなどのご当地グルメまで、歴史とグルメが集まっています。また、新幹線や飛行機でもアクセスしやすく、短時間でも観光しやすいのも魅力です。
この記事では、そんな見どころが多い名古屋の観光スポットを15カ所厳選しました。名古屋旅の参考にしてください。
- ※記事の内容は2025年10月時点の情報です。
目次
名古屋観光で外せない定番スポット
名古屋は初めてでも回りやすく、週末の小旅行や出張のついで、ひとり旅にもおすすめ。まずは定番スポットをご紹介します。
名古屋城

徳川家康が1615年に築いた「名古屋城」は、戦災で天守や本丸御殿の多くを失いながらも、現存する建造物から当時の縄張や城郭景観を実感できる名城。本丸御殿の障壁画は1,047面が重要文化財に指定され、近世武家文化の意匠を間近に感じられます。
史資料も充実しており、失われた部分の姿を具体的に思い描けるのも特徴。シンボルの“金のシャチホコ”として有名な「金鯱(きんしゃち)」は雄(北側)と雌(南側)の一対で、雄がやや大きく、雌は金の鱗が多いのだとか。
現在は耐震性の問題で天守閣が閉館中ですが、復元本丸御殿と城内散策で見どころは十分。館内鑑賞を軸にすれば天候に左右されにくく、ひとりでも自分のペースでじっくり回れます。初めての名古屋ならまずは押さえておくと、その後の街歩きがより楽しめること間違いなしです。
名古屋城
住所:愛知県名古屋市中区本丸1-1
電話:052-231-1700
営業時間:9:00~16:30 ※本丸御殿・西の丸御蔵城宝館への入場は16:00まで
定休日:12/29〜31、1/1 ※催事等による変更あり
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
「名古屋駅」から地下鉄桜通線で「久屋大通駅」へ→名城線に乗り換え「名古屋城駅」より徒歩約5分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港駅」から名鉄特急で「金山駅」へ→ 地下鉄・名城線に乗り換え「名古屋城駅」より徒歩約5分
web:名古屋城 公式サイト
熱田神宮

名古屋を代表する名社「熱田神宮」は、三種の神器のひとつ・草薙神剣(くさなぎのつるぎ)を祀ることから創祀した由緒ある神社。約6万坪におよぶ広大な境内は、樹齢1,000年を超える大楠をはじめ多くの木々に包まれ、歩くだけで心が洗われるような清らかな雰囲気に満ちています。
また、宝物館や「剣の宝庫 草薙館」では、皇室や全国の崇敬者から寄せられた奉納品や名刀の数々を鑑賞でき、その長い歴史を学ぶことができます。
地元では「熱田さん」の愛称で親しまれ、年間を通じて数多くの祭典・神事が行われる熱田神宮は、厳かな雰囲気を感じたいひとり旅はもちろん、家族でゆったり参拝するのにもおすすめです。
熱田神宮
住所:愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
電話:052-671-4151
営業時間:境内参拝は終日可/宝物館・剣の宝庫 草薙館 9:00~16:30(最終入館16:00)
定休日:境内は無休/宝物館・草薙館は展示入れ替え・年末(12/25~31)ほか休館あり
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
・「名鉄名古屋駅」 → 名鉄名古屋本線で「神宮前駅」 より徒歩約3分
・JR「名古屋駅」 → 東海道本線で「熱田駅」より徒歩約8分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港」駅 → 名鉄特急「神宮前駅」より 徒歩約3分
web:熱田神宮 公式サイト
中部電力MIRAI TOWER(旧:名古屋テレビ塔)

名古屋のランドマークとして知られる「中部電力 MIRAI TOWER」は、1954年に完成した日本初の集約電波塔。資材不足や技術的な壁を乗り越え、名古屋の街の象徴として長く親しまれてきました。2005年には国の登録有形文化財に、そして2022年には全国のタワーで初めて国の重要文化財に指定され、その歴史的価値が高く評価されています。
現在は展望台から名古屋の街を一望できる観光スポットとして人気。昼間は市街地の広がりを、夜にはきらめく夜景を楽しむことができます。周辺には2020年に整備されたHisaya-odori Park(久屋大通公園)があり、飲食店やショップが点在する緑豊かな空間は散策にもぴったりです。
街歩きの途中でふらっと立ち寄るのはもちろん、夜のデートや名古屋の景色を堪能する観光にもおすすめ。歴史を感じながら最新の街の姿も楽しめる、名古屋観光で外せないスポットのひとつです。
中部電力MIRAI TOWER
住所:愛知県名古屋市中区錦3-6-15先(久屋大通公園内)
電話:052-971-8546
営業時間:10:00~21:00(最終入場は閉館20分前)※季節・イベントで変動あり
定休日:なし ※年2回ほど設備点検日などで休館の場合あり
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
・「名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「栄駅」より徒歩約3~5分
・「名古屋駅」 → 地下鉄桜通線で「久屋大通駅」より徒歩約3分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港」駅 → 名鉄特急で「金山駅」 → 地下鉄名城線で「栄駅」または「久屋大通駅」より徒歩約3~5分
web:中部電力MIRAI TOWER 公式サイト
オアシス21

栄の中心に広がる「オアシス21」は、ガラスの大屋根“水の宇宙船”、芝生広場“緑の大地”、イベント広場、バスターミナル、ショップが一体になった立体型の公園。大屋根の上面には水が流れ、光の波紋がきらめく様子はまさにフォトジェニック。外周の回廊は歩いて散策が楽しめます。

地上階には貴重な芝生の憩いスペースがあり、桜や紅葉など四季の彩りとともに、ファミリーや観光客、オフィスワーカーが思い思いに過ごしています。写真を撮るなら、緑の大地・南西側から水の宇宙船を見上げる構図が定番。すぐそばの中部電力 MIRAI TOWER(名古屋テレビ塔)とのセット撮影もおすすめです。
地下では市バス・民間バスが集まるバスターミナルが稼働し、地下鉄栄駅・名鉄栄町駅とも直結。栄エリアの回遊起点として、昼は公園、夜は光の宇宙船を楽しむ二部構成の観光スポットです。
オアシス21
住所:愛知県名古屋市東区東桜1-11-1
電話:052-962-1011
営業時間:水の宇宙船(屋上デッキ)10:00~21:00、ショップ 10:00~21:00/レストラン 10:00~22:00 ※店舗により異なる
定休日:なし ※ショップのみ1/1は休み。その他臨時休業日あり
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
「名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「栄駅」より直結・徒歩すぐ
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港」駅 → 名鉄特急で「名鉄名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「栄駅」より直結・徒歩すぐ
web:オアシス21 公式サイト
名古屋のレジャー&体験スポット
ここでは、知的好奇心を刺激しながら1日たっぷり遊べるレジャー&体験スポットをご紹介します。
名古屋港水族館

「名古屋港水族館」は、名古屋港ガーデンふ頭にある人気の大型水族館。館内は南館と北館に分かれ、南館は「南極への旅」をテーマに、日本から南極へ至る海の環境を「深海ギャラリー」「赤道の海」などの5つのゾーンで構成されています。
北館は「35億年はるかなる旅」がテーマで、進化の過程で海へ戻った鯨類の知性とくらしを多角的に伝えます。

必見は国内最大のプールで行われるイルカパフォーマンス。左右60m・奥行き30m・最大水深12mの巨大プールを飛ぶダイナミックなジャンプに、子どもも大人も思わず釘付けに。
なお、シャチに会えるのは国内で3施設のみで、名古屋港水族館では1頭が暮らしています。
名古屋港水族館
住所:愛知県名古屋市港区港町1-3
電話:052-654-7080
営業時間:9:30~17:30(最終入館は閉館1時間前)※GW・夏期などは~20:00の延長営業日あり
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
「名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「栄駅」 → 名城線(名港線直通・金山経由/名古屋港方面)に乗り換え → 「名古屋港駅」より徒歩約5分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港駅」 → 名鉄特急で「金山駅」 → 地下鉄名港線で「名古屋港駅」より徒歩約5分
web:名古屋港水族館 公式サイト
東山動植物園

「東山動植物園」は、キリンやライオンなど人気者に会える本園に加え、コアラ舎や多彩な展示が揃うのが魅力。特に日本最大級のアジアゾウ舎「ゾージアム」は、ゾウの故郷スリランカをイメージした建物で、屋内観覧所では歴史や生態の解説を読みながら間近に観察できます。

中でも話題は、2025年5月生まれのマヌルネコの3兄弟。9月時点では身体が成長したことで筋力がつき、50cmほどの台に登る身軽さに。大人に近づく動物たちの成長を見守れます。
家族連れにも、動物の行動をじっくり観察したいカップルやひとり旅にもおすすめです。ゾウの学びとマヌルネコの成長、どちらも“今しか見られない瞬間”を楽しめます。
東山動植物園
住所:愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
電話:052-782-2111
営業時間:9:00~16:50(最終入園16:30)※季節・イベントにより変動あり
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)/年末年始(12/29~1/1)※臨時休園あり
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
「名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「東山公園駅」より徒歩約3~5分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港駅」 → 名鉄特急で「名鉄名古屋駅」 → 地下鉄東山線に乗り換え「東山公園駅」より徒歩約3~5分
web:東山動物園 公式サイト
名古屋市科学館

「名古屋市科学館」は、「みて、ふれて、たしかめて」の合言葉の通り、子どもから大人まで体験しながら科学を楽しめる国内屈指の総合科学館です。館内は天文館・理工館・生命館の3館で構成。昭和から続く歴史を受け継ぎつつリニューアルされ、最新の展示と学びの仕掛けがぎゅっと詰まっています。
目玉は、ドーム内径35mを誇る世界最大級のプラネタリウム。星空観察の臨場感は圧巻です。さらに、マイナス30℃の極寒ラボで体験するオーロラ映像、高さ9mの人工竜巻が観察できる「竜巻ラボ」など、体感型の大型展示が充実。太陽光発電や壁面緑化、制震構造の“見える化”など、建物そのものが展示装置になっているのもユニークです。
名古屋市科学館
住所:愛知県名古屋市中区栄2-17-1
電話:052-201-4486
営業時間:9:30~17:00(最終入館 16:30)※プラネタリウムは回ごとの入替制
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)/毎月第3金曜(祝日の場合は別日)/年末年始(12/29~1/3)/臨時休館あり
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
「名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「伏見駅」より徒歩約5~8分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港」駅 → 名鉄特急で「名鉄名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「伏見駅」より徒歩約5~8分
web:名古屋市科学館 公式サイト
名古屋めしは必食!グルメスポット
名古屋観光で外せないのが、やっぱり「名古屋めし」。ひつまぶしやエビフライサンド、ラーメンなど、ご当地ならではの食文化は旅の醍醐味です。
炭焼うな富士

「炭焼うな富士」は、1995年に名古屋市昭和区で創業したうなぎの名店。扱うのは一般的なものより3割以上大きい特大の青うなぎのみ。全国の漁獲量のわずか2割程度しか出回らない希少なうなぎで、脂の乗りや旨みが群を抜いています。
調理は関西風の地焼きで、炭火で皮はパリッと香ばしく、身はふっくら仕上げます。一度だけタレに浸す独自のスタイルも特徴。糖度や塩分濃度を分析して編み出した秘伝のタレは、名古屋人の好みに合う甘辛さで、創業以来受け継がれています。

肝入り上ひつまぶし(限定) 7,390円(税込)
名古屋駅太閤口店では、数量限定の「肝入り上ひつまぶし」が特に人気。香ばしく焼き上げたうなぎとコクのある肝を合わせ、名古屋名物のひつまぶしとして楽しめます。新幹線や在来線のすぐそばと、観光や出張の合間に立ち寄りやすい立地にあります。
炭焼うな富士 名古屋駅太閤口店
住所:愛知県名古屋市中村区椿町15-10 名駅三交ビル 1F
電話:052-452-7088
営業時間:11:00~22:00(L.O. 21:00)
定休日:不定休
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
「名古屋駅」太閤通口より徒歩約2~3分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港駅」 → 名鉄特急で「名鉄名古屋駅」より徒歩約2~3分
web:うな富士 公式サイト
コンパル 大須本店

名古屋を代表する老舗喫茶店のひとつが「コンパル」。1947年(昭和22年)に創業し、名古屋独自の喫茶文化を長年牽引してきました。店名は、創業者が戦時中に訪れた中国の繁盛店「金春」に由来し、そのにぎわいを名古屋でも再現したいという思いが込められています。

名物は、昭和22年の創業から変わらぬオリジナルブレンドコーヒー。濃厚な深みとまろやかなコクが特徴で、氷の入ったグラスにホットコーヒーを注いで作る独特のアイスコーヒーも名物です。

エビフライサンド 1,200円(税込)
さらに、コンパルを一躍有名にしたのが本格的なサンドイッチ。昭和35年から提供を始め、今ではエビフライサンドをはじめとする20種類以上のメニューを揃えています。ボリューム満点で食事としても満足度が高く、地元の人々だけでなく観光客からも人気。モーニングも営業していて、大須商店街散策の合間に立ち寄れば、懐かしさと新鮮さが同居する不思議な居心地に浸れます。
コンパル 大須本店
住所:愛知県名古屋市中区大須3-20-19
電話:052-241-3883
営業時間:8:00~19:00(L.O. 18:30)
定休日:なし
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
「名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「伏見駅」 → 鶴舞線に乗り換えて「上前津駅」より徒歩約3分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港駅」 → 名鉄特急で「名鉄名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「伏見駅」 → 鶴舞線に乗り換えて「上前津駅」より徒歩約3分
web:コンパル 公式サイト
スガキヤ 大須店
名古屋っ子のソウルフードといえば「スガキヤ」。1946年にぜんざいや焼き芋などを扱う「甘党の店」として誕生し、1948年にはラーメンを看板に据えて「寿がきや」として再スタートしました。以来70年以上にわたり、名古屋の人々の暮らしに寄り添ってきた庶民派の味です。

スガキヤといえば、あっさりとした和風とんこつスープと、特注の小麦粉から作られる自家製ちぢれ麺。シンプルでありながら独特の旨みがあり、子どもから大人まで長年親しまれてきました。

中でも大須店は2024年にリニューアルを果たし、昭和レトロな雰囲気漂う空間へと変身。往年の「ネギラーメン」や「コーヒーゼリー」などの復刻メニューも提供され、昔を知る人には懐かしく、若い世代には新鮮に映ります。スガキヤは地元に根付いた名古屋めしの原点を体験するのに、ぴったりの一軒です。
スガキヤ 大須店
住所:愛知県名古屋市中区大須3-45-2 よ志だやビル 1F
電話:080-6993-9305
営業時間:10:30~20:00(L.O. 19:30)
定休日:木曜
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
「名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「伏見駅」 → 鶴舞線に乗り換え「上前津駅」より徒歩約5分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港駅」 → 名鉄特急で「名鉄名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「伏見駅」 → 鶴舞線で「上前津駅」より徒歩約5分
web:スガキヤ 公式サイト
名古屋の穴場的スポット
名古屋には、知る人ぞ知る穴場的スポットも数多く点在。観光の合間や休日のお出かけで、少しゆったり過ごしたい方にぴったりです。
久屋大通庭園フラリエ

「久屋大通庭園フラリエ」は、「サードプレイス〜シェアするガーデン〜」をコンセプトに2024年4月にリニューアルオープンしました。花や緑、水辺に囲まれた都会の庭園を中心に、アトリウムやカフェ、レストラン、ショップが揃い、散策するだけで気分がリフレッシュされます。
名前の「フラリエ」は「ふらり」+「フラワー」+「アトリエ」を組み合わせた造語で、“ふらりと立ち寄れる花いっぱいのアトリエ”という意味。その名の通り、観光や買い物の途中に気軽に立ち寄れるのも魅力です。
園内にはフォトジェニックなエリアも多く、季節ごとの花々が咲き誇る風景や、まるで海外にいるような雰囲気の庭園は写真好きにもおすすめ。さらに、館内には旬の食材を活かしたイタリア料理店もあり、庭園の緑を眺めながら食事が楽しめます。
市街地の中心にありながら自然を満喫できるフラリエは、買い物や観光の合間に癒しの時間を過ごしたい人向けの穴場的スポットです。
久屋大通庭園フラリエ
住所:愛知県名古屋市中区大須4-4-1
電話:052-243-0511
営業時間:庭園 9:00~17:30(入園無料)
定休日:年末年始(12/29~1/3)およびメンテナンス休園日あり
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
「名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「栄駅」 → 名城線に乗り換え「矢場町駅」より徒歩約3分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港駅」 → 名鉄で「名鉄名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「栄駅」 → 名城線で「矢場町駅」より徒歩約3分
web:久屋大通庭園フラリエ 公式サイト
ノリタケの森

「ノリタケの森」は、日本陶器(現ノリタケ株式会社)の創立100周年を記念して、2001年に本社工場敷地に作られた複合施設。緑あふれる園内では、創立当初の赤レンガ建築や工場跡を偲ばせる6本の煙突モニュメントなどが残り、ノリタケが歩んできた歴史を体感できます。
見どころのひとつは、ボーンチャイナ製造の現場を間近で見られるクラフトセンターや、歴代の洋食器・豪華な花瓶などを展示するミュージアム。絵付け体験コーナーでは、自分だけの作品づくりに挑戦できます。また、スタイルショップ「ノリタケスクエア名古屋」では、上質な食器や雑貨が揃い、贈り物選びにも。
園内のカフェ「Café grand vert」では、ノリタケの食器で提供されるランチやドリンクを楽しめます。都会の真ん中にありながら自然や文化に触れられる空間が広がっています。
ノリタケの森
住所:愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
電話:052-561-7114
営業時間:ショップ 10:00~18:00、ウェルカムセンター/クラフトセンター/ミュージアム 10:00~17:00(絵付け体験受付16:00)、カフェ 11:00~17:00(L.O.16:30)
※施設により異なる
施設全体はこちらを確認、営業時間はこちらを確認
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(1/1・1/2)※ショップのみ1/1〜2が休み、メンテナンス休あり
入園料:無料、クラフトセンターのみ有料
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
「名古屋駅」 → 徒歩約15分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港駅」 → 名鉄特急で「名鉄名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「亀島駅」より徒歩約5分
web:ノリタケの森 公式サイト
街歩きが楽しいスポット
名古屋には、実は街歩きそのものを楽しめるエリアも多く存在します。観光名所とはまた違った楽しさを見つけてみましょう。
覚王山

覚王山は、名古屋中心部から地下鉄に乗ってわずか15分ほどで訪れることができる注目のエリア。レトロな街並みと新しいカルチャーが交わる独特の雰囲気が漂っていて、散策しているだけでも楽しい時間が過ごせます。
注目のスイーツ店も多く、SNSで話題を呼んだ「覚王山フルーツ大福 弁才天」や、パティシエ柴田武氏による「シェ・シバタ 名古屋店」など、スイーツ好きにはたまらない名店が点在しています。
また、街のシンボル的存在である「覚王山 日泰寺」は、どの宗派にも属さない国内唯一の寺院。ここが「覚王山」という地名の由来ともなっており、散策の途中に立ち寄れば静けさと荘厳な雰囲気に包まれることでしょう。
覚王山
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
地下鉄東山線「名古屋駅」 → 「覚王山駅」まで約13分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港駅」 → 名鉄常滑・空港線ミュースカイで「金山駅」 → JR中央本線「千種駅」 → JR中央本線で「覚王山駅」で下車
大須商店街

名古屋の街歩きで欠かせないのが「大須商店街」。若宮大通から南大津通まで広がるエリアには約1,200もの店舗が集まり、古くから地元の人々や観光客でにぎわう商店街です。
この街の魅力は、ジャンルの枠を超えて“なんでもあり”なごった煮感。昔ながらの電器店や古着店が並ぶ一方で、若者に人気のサブカル系ショップや世界各国の料理店まで揃い、老若男女・国籍を問わず多様な文化が共存しています。
食べ歩きグルメも豊富で、名古屋名物の天むすを常時12種類以上取り揃える「天むす屋 鬼天」や、つぼでじっくり焼き上げる甘い「大須つぼ焼いも 氏田屋」などは外せない逸品。歩きながら味わえる手軽さも、大須の楽しみのひとつです。
大須商店街
住所:愛知県名古屋市中区大須3
アクセス;【名古屋駅からのアクセス】
「名古屋駅」 → 地下鉄東山線で「伏見駅」 → 地下鉄鶴舞線「大須観音駅」より徒歩約4分
【中部国際空港セントレアからのアクセス】
「中部国際空港駅」 → 名鉄常滑・空港線特急で「金山駅」 → 地下鉄名城線で「上前津駅」 → 地下鉄鶴舞線「大須観音駅」より徒歩約4分
web:大須商店街 公式サイト
四間道

名古屋城の城下町として発展した「四間道(しけみち)」は、名古屋駅から地下鉄でひと駅、国際センター駅からすぐという便利な立地にあります。江戸時代に商家の町として整えられたエリアで、東側には石垣の上に土蔵が並び、西側には町家が立ち並ぶ独特の景観が今も残っています。
近年では古民家をリノベーションしたカフェやレストラン、雑貨店が次々とオープンし、歴史ある街並みに新しい風を吹き込んでいます。昼間は趣のある町家と庭園を巡り、夜は灯りに照らされた街並みを散策するなど、時間帯によって異なる表情に出会えるのも魅力です。
観光で訪れるのはもちろん、名古屋駅からも近いため気軽に立ち寄れる散策スポットとしてもおすすめ。歴史とモダンが共存する四間道は、ひとりでゆっくり歩くにも、友人や恋人との街歩きにもぴったりな穴場エリアです。
四間道
住所:愛知県名古屋市西区那古野
アクセス:【名古屋駅からのアクセス】
「名古屋駅」 → 地下鉄桜通線「国際センター駅」より徒歩約5分
名古屋で過ごす特別な1日を
歴史や文化に触れる名所、個性豊かな体験スポット、そして名古屋めしまで。歩けば歩くほど新しい発見に出会える名古屋。定番も穴場も巡りながら、自分だけの特別な旅を楽しんでみませんか?

