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沖縄旅行の費用相場はいくら?2泊3日、3泊4日の予算の目安を解説

美しい海と青い空、南国ならではのゆったりとした時間が流れる沖縄。国内とは思えないリゾート感を味わえるとあって、旅行先として大人気のエリアです。そんな沖縄旅行にかかる費用の目安を、2泊3日・3泊4日の日程別に解説。予算を安く抑えるコツや、費用を左右するポイントについても詳しく紹介します。

  • ※価格は税込表記です

【旅行日数別】沖縄旅行に必要な費用はいくら?

沖縄旅行の費用は、滞在日数だけでなく、旅行の時期やプランの選び方によっても大きく変わります。

特に航空券代はシーズンによる変動が大きく、宿泊先や移動手段によって、予算は調整可能です。何を重視して旅を楽しみたいかを考えることで、自分にあったプランが見つけやすくなります。

以下に、旅行日数ごとの費用の目安と内訳をまとめたので、沖縄旅行の計画にお役立てください。

滞在日数別の旅行費用の総額(1人あたり)

沖縄旅行費用の内訳(1人あたり)

  • ※1:航空券代は繁忙期ではない平日出発を想定、税金込み
  • ※2:レンタカーの場合を想定

2泊3日の予算

2泊3日の沖縄旅行は、週末や連休を利用して気軽に訪れやすいスケジュール。コンパクトな日程だからこそ、旅の目的や移動ルートをしっかり決めておくことで、効率よく観光を楽しめます。限られた時間の中でも、人気のビーチやグルメ、アクティビティを満喫することは十分可能です。

2泊3日の予算一覧(1人あたり)

  • ※宿泊費、現地交通費は客室・レンタカーを2人で利用する場合で1人分を試算

費用面でも、比較的リーズナブルに沖縄の魅力を味わいたいときにおすすめのプランです。

上記の場合、2泊3日の沖縄旅行では、全体の予算として約72,000円〜が目安。レンタカーを利用する際は、コンパクトな車種を選んだり、最終日の返却時間を早めに調整したり、グループ旅行で割り勘したりすることで費用をより抑えられます。

3泊4日の予算

3泊4日の沖縄旅行は、リゾート気分をたっぷり味わいたい人にぴったりのプランです。2泊3日では駆け足になりがちだった観光も、1日増えることで心にゆとりが生まれ、那覇周辺だけでなく、北部の「美ら海水族館」や古宇利島、南部の絶景スポットまで足を延ばしやすくなります。

3泊4日の予算一覧

費用の目安は86,000円。航空券代は2泊3日と変わりませんが、宿泊費や食費、交通費が1日分追加されることで総額はやや高くなります。とはいえ、旅の満足度や体験の充実度を考えると、費用対効果は十分。時間をかけて沖縄らしさを味わいたい人、複数エリアを巡る旅を検討している人におすすめです。

沖縄旅行の費用の内訳は?

沖縄旅行の予算を立てるうえで、費用の内訳を把握しておくことは欠かせません。航空券や宿泊費はもちろん、現地での移動や食事、観光にかかる費用まで、旅を充実させるために必要なコストを項目ごとにご紹介します。

航空券代

沖縄旅行で大きな費用を占めるのが航空券代。人気の観光地である沖縄は、旅行シーズンや連休前後になると価格が高騰しやすくなります。そのため、航空券はできるだけ早めに予約することが、旅費を抑える大きなポイントです。

JALでは、出発の28日前や45日前までの予約で割引が適用される「スペシャルセイバー」などの早割運賃もあり、同じ路線でも予約時期によって1万円以上もおトクに予約できることもあります。

また、年末年始・ゴールデンウィーク・夏休みといった繁忙期は特に争奪戦になりやすいため、日程が決まったらできるだけ早めに航空券を押さえておくことで、価格面でも安心感でもスマートな旅につながります。

シーズン別の費用相場

シーズン 目安価格帯(往復) 特徴・注意点
春(3〜5月) 約26,000〜60,000円 春休みやゴールデンウィークは価格が上昇。3月中旬〜4月上旬は比較的安価な傾向。
夏(6〜8月) 約30,000〜80,000円 梅雨明け後の7月中旬〜8月は最も高騰。6月上旬や9月初旬は比較的安価。
秋(9〜11月) 約30,000〜60,000円 台風シーズン後の10月〜11月は気候も良く、価格も安定。
冬(12〜2月) 約25,000〜92,000円 年末年始は高騰するが、1月中旬〜2月は最も安価な時期。

ホテル代

沖縄旅行の宿泊費は、選ぶホテルのタイプによって大きく異なります。予算重視で気軽に泊まれるエコノミーホテルから、滞在そのものを楽しむラグジュアリーホテルまで、幅広い選択肢が揃っているのが特徴です。

たとえば、一般的なエコノミーホテルは1泊あたり3,000〜10,000円が相場。必要最低限の設備が整ったシンプルな客室が中心で、外出メインのアクティブな旅にぴったりです。

一方、ラグジュアリーホテルは1泊あたり10,000〜150,000円ほどと幅広くなります。高級感あふれる内装や上質なサービス、レストランやスパなどの充実した館内施設で、非日常感を満喫できます。

一般的なホテル ラグジュアリーホテル
1泊あたりの相場 3,000~10,000円 10,000~150,000円
特徴
  • ● 宿泊料金が安めでコスパが重視されている
  • ● 必要最低限の設備(ベッド・ユニットバス・デスクなど)が中心
  • ● 客室はコンパクトでシンプルな内装が多い
  • ● 宿泊料金は高めで、上質なサービスを提供している
  • ● 高級感のある内装と広々とした客室
  • ● レストラン、スパ、プール、ジムなど館内施設が充実
こんな人におすすめ
  • ● 観光メインで外出時間が長い人、アクティブ派向け
  • ● 気軽に連泊したい人
  • ● ホテルでゆっくり過ごすこと自体を楽しみたい人
  • ● 特別感のある旅を演出したい人

現地交通費

交通費は現地での移動手段によって変動します。那覇空港からホテルまでのアクセス、さらには滞在中の観光ルートをどう組むかによって、予算にも差が出るため、旅のスタイルにあわせて選ぶことが大切です。

沖縄は地上の電車がないため、県内の移動はレンタカーを借りるのが主流。レンタカーを利用する場合、1日あたりのレンタル料は約10,000円〜が目安。自由度が高く、家族やグループ旅行に最適です。

一方で、ゆいレール(モノレール)は那覇市内の移動に便利で、1日乗車券を使えば1,000円で利用可能。運転に自信がない人や那覇中心の観光を考えている人に向いています。

レンタカー ゆいレール バス タクシー
空港~ホテルまでの料金 10,000円~ 1,000円(※) 600~1,000円 1,300~15,000円
こんな人におすすめ
  • ● 家族やグループで旅行する人
  • ● 観光スポットを効率よく巡りたい人
  • ● 那覇市内をメインに観光する人
  • ● 免許を持っていない人・運転に自信がない人
  • ● 移動コストをとことん抑えたい人
  • ● 主要観光地だけをゆっくり回りたい人
  • ● 荷物が多い or 小さな子ども・高齢者がいる人
  • ● 夜遅くまで観光やお酒、食事を楽しみたい人
  • (※)1日フリー乗車券を使用した場合

バスは最もリーズナブルな手段で、空港〜ホテル間を600〜1,000円程度で移動できます。主要な観光地をゆっくり巡りたい、移動費を抑えたい人におすすめです。

タクシーは短距離の移動から夜間の移動まで柔軟に対応でき、距離にもよりますが、料金は1,300〜15,000円程度と幅があります。特に計画がなく、その場で自由に移動したい場合は、時間制のフリープランを利用した方が距離換算よりも安く済む可能性があります。

食費

食費は、どこで何を食べるかによって幅がありますが、1日あたり5,000〜6,000円程度が一般的な相場とされています。朝・昼・夜をすべて外食で済ませるパターンでも、この範囲内で十分に沖縄らしい味を楽しめます。

たとえば、定番の沖縄そばは1杯1,000円前後。ちょっとしたおやつには、サーターアンダギーが1個200〜300円程度と手頃な価格で楽しめるスイーツも充実しています。

もちろん、リゾートホテル内のレストランやコース料理を選べば、1食あたり5,000円を超えることもありますが、地元の食堂や市場を活用すれば、リーズナブルに食事を楽しめます。

観光費

沖縄旅行の観光費は、訪れるスポットによって異なりますが、1施設あたりのチケット料金は3,000〜10,000円が目安です。

スポット 費用
美ら海水族館 大人2,180円、高校生1,440円、小・中学生710円、6歳未満は無料
首里城公園 大人400円、高校生300円、小・中学生160円、6歳未満は無料
ビオスの丘 大人2,200円(湖水観賞舟乗船券込み)、4歳~小学生1,100円、0~3歳は無料
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー) 大人930円(博物館〈常設展〉530円、美術館400円)、高校・大学生490円(博物館270円、美術館220円)、小・中学生(県外)250円(博物館150円、美術館100円)※未就学児、県内の小・中学生は無料
DMMかりゆし水族館 大人2,800円、13〜17歳2,200円、4〜12歳1,700円、3歳以下は無料

たとえば、「沖縄県立博物館・美術館」は大人930円、「首里城公園」は400円と手頃な施設も多く、「ビオスの丘」「DMMかりゆし水族館」のように体験型でやや高めのスポットもあります。どこを訪れるかによって、費用を調整しやすいのが特徴です。

アクティビティ費

沖縄旅行のアクティビティ費は、体験内容や所要時間によって幅がありますが、1,000〜10,000円程度が相場です。

グループで楽しむグラスボートは1,000円前後で参加できますが、人気のシュノーケリングやSUPは5,000円前後、体験ダイビングは15,000円を超えることもあります。

また、ショッピングやお土産代は3,000〜5,000円程度を目安に考えておくと安心です。沖縄ならではのちんすこうやサーターアンダギーといったグルメ、泡盛、琉球ガラスややちむんなど、魅力的な品が揃っています。

旅費を安く抑える方法は?

沖縄旅行は、工夫次第で予算をぐっと抑えることができます。ここでは、費用を抑えるために知っておきたい4つのポイントをご紹介します。

時期を選ぶ

旅費を抑えたいなら、旅行時期の選び方がとても重要です。GWや夏休み、年末年始といったハイシーズンは、航空券・宿泊費ともに価格が高騰しやすくなります。

一方で、1月中旬〜2月や6月、10月〜11月などの閑散期は、比較的料金が落ち着いており、混雑も少ないため快適に旅行を楽しめます。時期にこだわらずスケジュールを組める方は、オフシーズンを狙って上手に旅を計画しましょう。

ホテルを選ぶ

宿泊費も旅費を左右する大きな要素です。リゾートホテルに憧れはあるものの、予算を重視するならビジネスホテルを選ぶのが賢明です。那覇市内などにはリーズナブルかつ清潔感のあるホテルが多く、観光メインの旅行にはぴったりです。

ただし、リゾートホテルでも3〜4人で1部屋を利用することで、1人あたりの料金を抑えられる場合も。旅の目的や同行者の人数にあわせて、柔軟に宿を選ぶのがコツです。

飛行機を選ぶ

飛行機代は旅費全体に大きく影響します。LCC(格安航空会社)を選ぶという選択肢もありますが、JALでは時期限定のセールや早割運賃などを活用することで、おトクに航空券を手配できます。

特に、「スペシャルセイバー」などの早割運賃は要チェック。また、25歳以下のJALカード会員またはお客さま情報登録済みのJALマイレージバンク会員であれば、搭乗日当日に空席があればおトクに搭乗できる「スカイメイト」も利用可能です。

安心感と快適さを両立しながら、賢く航空券を選びましょう。

個人で旅行手配する

旅行会社のパッケージツアーも便利ですが、旅費を最も抑えやすいのは、航空券やホテルを個人で手配する方法です。

とはいえ、JALでは航空券と宿泊がセットになった「JALダイナミックパッケージ」など、クーポンがもらえたり、マイルが使えたりするおトクなプランも用意されています。

自分で一つずつ選びたい人も、手間なくコストを抑えたい人も、スタイルにあった手配方法を選ぶことが大切です。

JALカードを使って賢く楽しく沖縄旅を楽しもう

沖縄旅行の費用は、旅のスタイルや時期、宿泊先の選び方によって大きく変わります。自分にあったプランを選ぶことで、無理なく充実した旅を楽しむことができます。

また、旅費の支払いや現地でのショッピング、観光施設の入場料など、現金よりもクレジットカードの方がスマートでおトクに管理できる場面が多いのも事実。現金はチャージやATM利用に手数料がかかるケースもあるため、クレジットカードを1枚持っておくと安心です。

旅先でも便利に使えて、マイルもたまる「JALカード」なら、よりスマートに、そしておトクに旅を楽しめます。まだお持ちでない人は、この機会にぜひご検討ください。