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沖縄の観光スポット16選。穴場から名所までエリア別におすすめを紹介

日本屈指のリゾート地・沖縄。透明度の高い海や壮大な自然、独自の文化が織りなす風景は、訪れる人の心を惹きつけてやみません。
この記事では、沖縄本島を南部・中部・北部の3エリアに分けて、定番の人気観光地から地元で愛される穴場スポットまで厳選してご紹介。初めての旅行はもちろん、リピーターや女子旅、家族旅行にもぴったりな“何度でも行きたくなる沖縄の魅力”をたっぷりお届けします。

  • ※ 本記事は2025年11月時点の情報に基づいて作成されています。最新の情報は、公式Webサイトなどでご確認ください。
  • ※ 価格は税込み表記です。

沖縄本島南部の観光スポット

那覇空港を中心に広がる沖縄本島南部エリアは、歴史と文化、自然、グルメが凝縮された人気観光地。那覇市内にある世界遺産「首里城」や沖縄最大の繁華街「国際通り」などがあり、古き良き沖縄の文化と現代的な賑わいが共存しています。

首里城

(一財)沖縄美ら島財団

「首里城」は、那覇市の高台に立つ琉球王国のシンボル。14世紀半ばに築かれ、当時は国王の居城として政治や儀式の中心を担っていたそう。現在は2019年に起きた火災からの再建中ですが、2025年秋には素屋根が外れ、正殿が約6年ぶりに姿を現しました。2026年秋を予定している首里城の完成を、たくさんの人が心待ちにしています。

城内の見どころは、琉球文化の象徴である「守礼門」、再建の過程が見られる「世誇殿・復興展示室」、“神をうやまう門”という意味を持つ「奉神門」、そして那覇の街を一望できる「東のアザナ」の4つ。文化と景色の両方を体感できます。

なお、敷地内には、​​琉球料理の「レストラン首里杜(すいむい)」があり、沖縄で昔から親しまれてきた汁物「かちゅー湯」や沖縄そばを楽しめます。

首里城(首里城公園)

住所:沖縄県那覇市首里金城町1-2
電話番号:098-886-2020(首里城公園管理センター)
営業時間:無料区域 8:00〜/有料区域 8:30〜 ※季節により変動
定休日:なし
アクセス:ゆいレール「首里駅」より徒歩約15分、「首里城前」バス停下車すぐ
web:首里城公園 公式サイト

那覇国際通り商店街

「那覇国際通り商店街」は、那覇市の中心部を東西に延びる約1.6kmのメインストリート。戦後の焼け野原からいち早く復興したことから「奇跡の1マイル」とも呼ばれ、今では沖縄の観光やグルメ、ショッピングを満喫できる人気エリアです。通り沿いにはお土産店やステーキハウス、カフェ、民謡居酒屋などが軒を連ね、昼夜問わず多くの人で賑わいます。

中でも、街歩きの起点には「第一牧志公設市場」がおすすめ。色鮮やかで珍しい魚介や島野菜が並び、見ているだけでも楽しめます。また、焼き物の街・壺屋へと続く「壺屋やちむん通り」や、地元の人々に親しまれる「平和通り商店街」など、路地に入ると昔ながらの“マチグヮー(商店街)”の雰囲気を味わえます。

毎週日曜12~18時には「トランジットモール」が実施され、国際通りが歩行者天国に。さらに夏には、沖縄の伝統芸能であるエイサーの県内最大級のイベント「一万人のエイサー踊り隊」が行われ、通り全体が熱気に包まれます。

那覇国際通り商店街

住所:沖縄県那覇市久茂地~安里
アクセス:ゆいレール「県庁前駅」または「牧志駅」より徒歩すぐ
web:​那覇国際通り商店街 公式サイト

那覇市第一牧志公設市場

1950年に誕生した歴史ある市場「第一牧志公設市場」は、先述した那覇・国際通りのすぐそばにある那覇市民の台所。老朽化による建て替えを経て、2023年3月にリニューアル。明るく清潔な館内に、沖縄の食の魅力がぎゅっと詰まっています。

1階は鮮魚や精肉など約80店舗が並ぶ生鮮エリア。カラフルな魚や珍しい島野菜など、沖縄ならではの食材がずらりと並びます。1階で購入した魚を2階の食堂に持ち込むと、好きな調理法で料理してもらえる「持ち上げ体験」も人気。観光のついでに“市場の味”を楽しめます。

2階は地元食堂が集まるフロアで、沖縄そばやゴーヤチャンプルー、海ぶどう丼などが味わえます。どのお店もアットホームで、観光客から地元客まで幅広く賑わう場所です。

那覇市第一牧志公設市場

住所:沖縄県那覇市松尾2-10-1
電話番号:098-867-6560
営業時間:8:00〜22:00(店舗により異なる)
定休日:毎月第4日曜(12月を除く)
アクセス:ゆいレール「牧志駅」「美栄橋駅」より徒歩約10分
web:那覇市第一牧志公設市場 公式サイト

瀬長島ウミカジテラス

「瀬長島ウミカジテラス」は、那覇空港から車で約15分、豊見城市の瀬長島に広がる海辺のリゾートモール。真っ白な建物が海に向かって段々に並び、地中海の街並みを思わせる開放的な雰囲気が魅力です。45以上のショップやカフェ、レストランが集まり、海風を感じながら買い物やグルメを楽しめます。

人気の理由は、なんといってもサンセットと飛行機がダイナミックに見せる絶景。那覇空港の滑走路を間近に望むロケーションで、旅客機が離着陸する様子を見ながら、夕焼けに染まる海を眺められます。一方、夜は毎日開催されるプロジェクションマッピングショーがテラスを彩り、昼とは違う幻想的な雰囲気に。

館内には、沖縄そばやハンバーガー、ジェラート、真珠取り出し体験など、多彩なグルメと体験スポットが点在。また、源泉かけ流しの足湯もあり、散策の合間にひと休みできます。

瀬長島ウミカジテラス

住所:沖縄県豊見城市瀬長174-6
営業時間:物販・体験 10:00〜20:00、飲食 11:00〜21:00(L.O.20:30)※店舗により異なる
定休日:なし
アクセス:【東京バス】TK02ウミカジライナー(瀬長島⇔那覇空港)で約20分 ※平日・土日祝運行
【東京バス】TK04 瀬長島エアポートリムジン(瀬長島⇔那覇空港)で約20分 ※土日祝のみ運行
web:​瀬長島ウミカジテラス 公式サイト

おきなわワールド(玉泉洞)

「おきなわワールド」は、南城市に位置する、自然と文化が融合した体験型テーマパーク。およそ30万年の時を経て形成された鍾乳洞「玉泉洞」をはじめ、赤瓦の古民家が並ぶ「琉球王国城下町」、ハブやマングースの生態を学べる「ハブ博物公園」などがあり、沖縄の魅力をたっぷりと満喫できます。

中でも注目の「玉泉洞」は、全長約5,000mを誇る国内最大級の鍾乳洞。そのうち890mが公開されており、約100万本以上の多様な鍾乳洞、洞窟内を流れる地下河川などが織りなす幻想的な空間が広がります。歩いていると聞こえてくる滴り落ちる水の音も涼やかで心地良さを演出しています。

施設内にはカツオ出汁がきいた沖縄そばやじっくり煮込んだソーキが絶品の本ソーキそばが味わえる「沖縄そば自慢 なんと屋」や、玉泉洞の地下100mから汲み上げた地下水を使ったクラフトビールが楽しめる「地ビール喫茶 SANGO」など飲食スポットも充実。歴史・文化・自然・食を通して、沖縄の“ディープな魅力”を体感できるスポットです。

おきなわワールド

住所:沖縄県南城市玉城前川1336
電話番号:098-949-7421
営業時間:9:00〜17:30(最終受付16:00)
定休日:なし
料金:大人2,000円、小人(4〜14歳)1,000円
アクセス:那覇バスターミナルから83番「玉泉洞線」または54番「前川線」で「玉泉洞前」下車
web:おきなわワールド 公式サイト

港川ステイツサイドタウン

「港川ステイツサイドタウン」は、浦添市の住宅街にあるおしゃれなエリア。戦後、米軍関係者向けに建てられた平屋住宅をリノベーションし、現在はカフェや雑貨店、ヴィンテージショップなどが並ぶ人気スポットとなっています。

お店は60棟ほどの住宅のうち半分以上が店舗として利用され、雑貨やアパレル、インテリア、スイーツといった個性豊かなショップが充実。アメリカンヴィンテージの古着店や、沖縄風の器・ガラス雑貨を扱う店など、どこをのぞいてもセンスが光ります。通りがコンパクトにまとまっているため、お店をハシゴしながらのんびり散策するのがおすすめです。

周囲は住宅地のため、静かに歩くことや店舗以外の敷地には入らないこと、路上駐車をしない、などマナーを守ることが大切。専用駐車場またはコインパーキングを利用し、住人への配慮を心がけましょう。

港川ステイツサイドタウン

住所:沖縄県浦添市港川2周辺
アクセス:「港川」バス停より徒歩約6分
Instagram:@minatogawa_statesidetown

沖縄本島中部の観光スポット

沖縄本島中部エリアは、美しい自然とリゾート、そして独自のアメリカンカルチャーが融合した多彩な魅力にあふれる地域。アクティブにもリラックスにも楽しめるエリアです。

万座毛

「万座毛」は、恩納村の海岸線にそびえる、高さ約20mの琉球石灰岩の断崖。東シナ海を望むこの岬は、18世紀の琉球王・尚敬(しょうけい)が「万人が座するに足る毛(もう/野原)」と称えたことが名の由来。草原と青い海のコントラストが美しい、沖縄を代表する景勝地です。

2020年には「​​万座毛周辺活性化施設」がオープンし、カフェや土産店、展望デッキなどが楽しめるようになったのも魅力のひとつ。施設内のカフェでアサイーボウルなどの軽食を味わいながら、刻々と変わる空の色を眺めるのもおすすめです。

那覇から車で約1時間15分とアクセスも良く、ドライブの途中に立ち寄りたいスポットです。

万座毛

住所:沖縄県国頭郡恩納村字恩納2767
営業時間:8:00〜20:00(3〜10月)、8:00〜19:00(11〜2月) ※荒天時は閉鎖の場合あり
定休日:なし
アクセス:「恩納村役場前」または「恩納」バス停より徒歩約10分
web:​万座毛 公式サイト

青の洞窟(真栄田岬)

「青の洞窟(真栄田岬)」は、恩納村の西海岸にある人気のシュノーケリングスポット。琉球石灰岩の岬にできた海食洞で、洞窟内に太陽光が差し込むと水面が神秘的な青に輝きます。その幻想的な光景から「青の洞窟」と呼ばれ、沖縄を代表する自然アクティビティの聖地となっています。

岬の上には展望台と遊歩道があり、泳がなくても雄大な海を一望できるのも嬉しいポイント。光の入り方で青の見え方が変わるため、透明度が高い午前中〜正午ごろがベストタイム。晴天の日には、海面と洞窟壁がまるでライトアップされたかのような光景を見せてくれます。

近くには温水シャワーやロッカー、更衣室などが完備されている施設もあります。風の強い日や波の高い日は遊泳禁止となるため、出発前に公式サイトを確認するのがおすすめです。

青の洞窟(真栄田岬)

住所:沖縄県国頭郡恩納村真栄田469-1
営業時間:7:00〜18:00(施設)、観覧・遊泳は日の出〜日没まで
定休日:なし
アクセス:120番系統「久良波」バス停下車 徒歩約20分
web:真栄田岬 ​​公式サイト

CAVE OKINAWA

「CAVE OKINAWA」は、沖縄本島中部・うるま市にある観光鍾乳洞。全長約200mの洞内は、ライトアップや演出によって神秘的な世界が広がります。2018年に照明や通路をリニューアルし、2025年にはプロジェクションマッピングを導入した新エリア「神秘体験ZONE」も誕生。小さな子どもから大人まで、気軽に洞窟探検を楽しめるスポットです。

洞内には、紅白の鍾乳石や青く輝く「青の世界」、ハート型に見える出口「ハートロック」など見どころが満載。約30分で回れるコンパクトなコースながら、自然とアートが融合したような体験が魅力です。

出口には「フォレストカフェ」が併設されており、沖縄県産素材を使ったオリジナルパフェやドリンクを楽しむことができます。雨の日でも楽しめる屋内観光スポットとして人気が高く、近隣の「ビオスの丘」などとあわせて訪れるのもおすすめです。

CAVE OKINAWA

住所:沖縄県うるま市石川嘉手苅479-1
電話番号:098-964-4888
営業時間:9:00〜17:30(最終受付17:00)
定休日:なし
アクセス:沖縄自動車道 石川ICより約5分
web:CAVE OKINAWA 公式サイト

美浜タウンリゾートアメリカンビレッジ

提供:北谷町観光協会

「美浜タウンリゾート アメリカンビレッジ」は、北谷町(ちゃたんちょう)の西海岸沿いに広がる、ショッピング・グルメ・エンタメが集まるリゾートタウン。カラフルな建物が並び、異国間あふれる雰囲気が広がります。

エリア内には、100以上のショップやカフェ、レストラン、映画館が点在。また、海沿いのテラス席からは夕日に染まるサンセットを一望でき、土曜の夜には花火が打ち上がることも。

食事スポットも多彩で、パンケーキが人気の「Seaside Cafe Hanon」や、海を眺めながら自家焙煎コーヒーを楽しめる「ZHYVAGO COFFEE WORKS」、ブルーシールアイスなど、沖縄らしい味わいも楽しめます。

美浜タウンリゾート アメリカンビレッジ

住所:沖縄県中頭郡北谷町美浜9-1
営業時間:店舗により異なる
定休日:店舗により異なる
アクセス:那覇空港より車で約50分、路線バス「桑江」バス停より徒歩約10分

ビオスの丘

「ビオスの丘」は、うるま市の森と湖に囲まれたネイチャーパーク。亜熱帯の植物に包まれた園内では、湖を巡る「湖水観賞舟」や「水牛車」、カヌー体験など、自然の中でゆったりと過ごせる体験が充実しています。

園のシンボルは、湖面をゆっくりと進む「湖水観賞舟」。ガイドの案内を聞きながら、四季折々の花々や水辺に暮らす鳥たちを眺める約25分のクルーズは、世代を問わず人気です。ほかにも、森の中には木のブランコや遊具が設けられた「あそび場」があり、子ども連れにもぴったり。動物と触れあえる体験やシーサーの絵付けなど、沖縄らしい体験メニューも楽しめます。

さらに、園内の「おもろ茶屋」では、ソーキそばやタコライス、沖縄ぜんざいなどのローカルグルメを提供。食後にはブルーシールアイスやトロピカルドリンクを味わいながら、湖を望むテラスでひと休みするのもおすすめです。

ビオスの丘

住所:沖縄県うるま市石川嘉手苅961-30
電話番号:098-965-3400
営業時間:9:00〜17:30(最終入場16:15)
定休日:なし
入園料:湖水鑑賞舟付き大人(中学生以上)2,200円、小人(4歳〜小学生)1,100円
アクセス:那覇空港​​より車で約1時間15分、石川ICより約10分
web:ビオスの丘 公式サイト

果報バンタ

「果報(かふう)バンタ」は、うるま市の宮城島に位置する絶景スポット。標高およそ70mの断崖からは、エメラルドグリーンとコバルトブルーが溶け合う海を見渡すことができます。名称の「果報」は“幸せ”、「バンタ」は“崖”を意味し、地元では“幸せ岬”として親しまれています。

​​​また、果報バンタがある「ぬちうなー(命御庭)」エリア内には、風が一直線に抜ける「龍神風道(りゅうじんふうどう)」や、天・地・海を祈る「三天御座(みてぃんうざ)」など、自然と神秘を感じられるパワースポットが点在。晴れた日に巡るのがおすすめです。

ここを訪れるなら、塩を使った創作料理が楽しめるレストラン「たかはなり」の塩ソフトクリームもおすすめ。工場見学やショップもあり、観光と休憩を一度に楽しめるのも魅力です。

果報バンタ

住所:沖縄県うるま市与那城宮城2768
アクセス:那覇空港より車で約1時間15分

沖縄本島北部の観光スポット

沖縄本島北部エリアは、豊かな自然と癒しの景観が広がる“やんばる(山原)”と呼ばれるエリア。世界自然遺産にも登録されたやんばるの森には、ヤンバルクイナなどの希少な生物が生息し、手つかずの自然を体感できます。

沖縄美ら海水族館

国営沖縄記念公園(海洋博公園)・沖縄美ら海水族館

「沖縄美ら海水族館」は、本部町の海洋博公園内にある水族館。「沖縄の海との出会い」をテーマに、多種多様な沖縄の生き物たちを展示しています。

なんといっても注目は、総水量7,500立方メートルを誇る大水槽「黒潮の海」。高さ8.2m・幅22.5m・厚さ60cmの巨大アクリルパネル越しに、ジンベエザメやナンヨウマンタが悠々と泳ぐ姿を間近で見ることができます。また、自然光が差し込む「サンゴの海」では、約80種の造礁サンゴを生きたまま長期飼育。深海エリアでは、沖縄近海の未知なる世界をのぞくことができます。

屋外には無料エリアとして「オキちゃん劇場」「ウミガメ館」「マナティー館」も併設。イルカたちのダイナミックなショーや、希少なマナティーの優雅な泳ぎが楽しめます。

沖縄美ら海水族館

住所:沖縄県国頭郡本部町石川424
電話番号:0980-48-3748
営業時間:8:30〜18:30(最終入館17:30) ※時期により延長営業あり
定休日:公式Webサイトをご確認ください
アクセス:那覇空港​​より車で約2時間(沖縄自動車道利用)、高速バス利用で約2時間半〜3時間
web:​沖縄美ら海水族館 公式サイト

古宇利島

「古宇利島(こうりじま)」は、今帰仁村(なきじんそん)にある小さな離島。本島と古宇利島を結ぶ全長約1.96kmの古宇利大橋の両側には、エメラルドグリーンの海が広がり、ドライブ中も絶景が楽しめます。

島内には、沖縄版“アダムとイブ”の伝説が残るチグヌ浜(はじまりの洞窟)や、恋の島の象徴といわれるティーヌ浜の「ハートロック」など、ロマンチックな名所が点在。ほかにも、展望施設「古宇利オーシャンタワー」では、カートに乗りながら古宇利大橋を一望できるなど、特にデートスポットとして人気があります。

また、夏には海水浴客で賑わう「古宇利ビーチ」もおすすめ。クラゲ防止ネットやライフガードが配置されており、家族連れでも安心して楽しめます。島内には観光拠点施設「古宇利島の駅ソラハシ」のほかガーリックシュリンプの名店「KOURI SHRIMP」や、海を望むカフェも。南国らしいゆったりした時間を満喫できる“恋と癒しの島”といえるでしょう。

古宇利島

住所:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利
アクセス:やんばる急行バス「古宇利島の駅ソラハシ」下車すぐ

ナゴパイナップルパーク

「ナゴパイナップルパーク」は、名護市にある南国ムード満点のテーマパーク。園内は、パイナップル畑や亜熱帯植物の間を走る自動運転カート「パイナップル号」で巡ることができ、雨の日でも快適に楽しめます。

ガーデンエリアに生息する恐竜たちに遭遇する「ダイナソーアドベンチャーツアー」や、その恐竜たちにパイナップルの魔法をかけて誕生したキャラクター「パイなそー」などが見どころ。そのほか、県産素材を使った「名護パイナップルワイナリー」や「ラ・ピーニャ ディスティラリー」では、パイナップルのお酒も楽しめます。

パイナップル食べ放題ができる「レストラン パームツリー」や、スイーツやカステラが並ぶ「SWEETS de PINEAPPLE」など、家族連れからカップルまで南国リゾート気分に浸れるスポットです。

ナゴパイナップルパーク

住所:沖縄県名護市為又1195
電話番号:0980-53-3659
営業時間:10:00〜18:00(最終入園17:30)
定休日:なし
アクセス:那覇空港から沖縄自動車道経由で約1時間30分、許田ICより車で約15分
web:​​ナゴパイナップルパーク公式サイト

ジャングリア沖縄

画像提供:ジャパンエンターテイメント

「ジャングリア沖縄」は、世界自然遺産「やんばる」を擁する沖縄北部に誕生した、大自然没入型のテーマパーク。沖縄北部ならではの大自然を舞台に、興奮と贅沢の両方を味わえる南国リゾートです。

見どころは、気球に乗って大空を舞う「ホライゾンバルーン」や、森の中を駆け抜ける「バギーボルテージ」、肉食恐竜が迫り来る「ダイナソーサファリ」など。自然の地形を生かした体感型アトラクションが充実しています。

また、絶景が望めるレストランでは、「もとぶ牛もも肉グリル」など南国らしいメニューが勢揃い。夜になると、音楽とダンスのショーや花火が空を彩り、昼とは異なる幻想的な雰囲気に包まれます。昼夜それぞれの魅力を肌で感じられるのも、ここならではの体験です。

さらに、ラグジュアリーなスパ施設「スパ ジャングリア」では、南国ジャングルを望む世界最大級のインフィニティ風呂や天然温泉、サウナ、洞窟風呂などを完備。日帰りスパ利用も可能で、ゆったりとテーマパークの余韻に浸れます。

ジャングリア沖縄

住所:沖縄県国頭郡今帰仁村呉我山
営業時間:日によって異なるため、公式Webサイトをご確認ください
定休日:なし
アクセス:那覇空港より車で約1時間半、直行バス「ジャングリア・エクスプレス」で約2時間
web:​​ジャングリア沖縄 公式サイト

琉球村

「琉球村」は、沖縄本島中部・恩納村にある、昔ながらの沖縄文化を体感できるテーマパーク。約1万坪の敷地には、赤瓦屋根の古民家が点在し、かつての琉球王国時代の暮らしや風景が再現されています。

園内では、国の登録有形文化財に指定された古民家が多数保存され、石垣島や本島南部から移築された旧家を巡りながら、三線の音色や島唄が響く、ゆったりとした時間を楽しめます。

ぜひ鑑賞したいのは、1日を通して行われる「エイサーショー」。太鼓の音と掛け声が響く迫力の演舞に、最後は観客も一緒に沖縄の伝統的な踊り・カチャーシーで盛り上がります。ほかにも、琉装(伝統衣装)着付け、シーサー色付けなどの体験プログラムも充実。子どもから大人まで、五感で沖縄の伝統に触れられます。

敷地内には沖縄そばやタコライスが味わえる「きじむなぁ食堂」や、老舗「咲元酒造」の泡盛蔵も併設。食やお酒を通して、より深く沖縄文化を堪能できます。

琉球村

住所:沖縄県国頭郡恩納村山田1130
電話番号:098-911-7168
営業時間:9:30〜17:00(最終受付16:00)
定休日:なし
入園料:大人2,000円、高校生1,500円、小人(6~15歳)800円、6歳未満無料
アクセス:那覇空港より車で約60分(国道58号線経由)、「琉球村前」バス停下車すぐ
web:​​琉球村 公式サイト

辺戸岬

「辺戸岬(へどみさき)」は、沖縄本島の最北端に位置するダイナミックな岬。切り立った隆起サンゴの断崖が続き、晴れた日には鹿児島県・与論島まで望むことができます。岬一帯はやんばる国立公園に含まれ、国の名勝に登録された「アムスイ」の雄大の山並みと深い森が広がる、沖縄屈指の景勝地です。

遊歩道を進むと、太平洋と東シナ海の境に立つ「祖国復帰闘争碑」や、与論島との交流を象徴する「かりゆし像」が現れます。かつて本土復帰を願った人々の想いが刻まれた場所として、平和祈念の地としても知られています。

周辺には、2021年にリニューアルした「辺戸岬観光案内所」が併設。2階のカフェ「ふしくぶカフェ」では、眼下に広がる自然を眺めながらコーヒーや軽食を楽しめます。また、屋上の展望デッキからは、青い海原と力強い波しぶきを一望。大自然の迫力と静けさを同時に味わえる絶景スポットです。

辺戸岬

住所:沖縄県国頭郡国頭村辺戸
アクセス:那覇空港〜沖縄自動車道許田IC〜国道58号経由で約2時間30分
web:​辺戸岬観光案内所 公式サイト

沖縄旅行の楽しみ方

沖縄旅行の魅力は、美しい海だけにとどまりません。亜熱帯の自然や独自の食文化、深い歴史、そして家族や友人で楽しめるテーマパークまで、五感で堪能できる体験が盛りだくさん。ここでは、そんな沖縄の多彩な楽しみ方をご紹介します。

自然を満喫する

沖縄はなんといっても南国ならではの雄大な自然が魅力。海辺でのんびり過ごすのはもちろん、マングローブ林ややんばるの森など、海以外の自然も豊富です。

自転車やバイクをレンタルして風を感じながら、自然と一体になるような旅もおすすめ。「青の洞窟」や「万座毛」「ガンガラーの谷」など、人気の自然スポットを巡りましょう。

独自の食文化を堪能する

沖縄料理は「長寿の秘訣」ともいわれるほど、深くて豊かな食文化を持っています。「沖縄そば」や「ゴーヤチャンプルー」「ラフテー」などの定番料理から、「タコライス」「海ぶどう」など南国らしいグルメまで多彩。伝統的な「ヒージャー汁(ヤギ汁)」など珍しい郷土料理も体験できます。

夜は地元の居酒屋で、アグー豚のしゃぶしゃぶや沖縄おでんの食べ放題を味わいながら、島唄ライブで盛り上がるのもおすすめです。

歴史を学ぶ

沖縄の歴史は、独自の文化を築いた琉球王国時代から始まり、薩摩藩の支配、明治の日本編入、第二次世界大戦、そして本土復帰と、激動の歩みをたどってきました。

定番の「首里城」では王国の栄華を感じられるほか、「ひめゆりの塔」や「平和祈念資料館」では戦争の悲惨さと平和の大切さを学べます。また「沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)」​​は、自然・文化・芸術が融合した展示があり、年間を通して楽しめるスポットです。

テーマパークを楽しむ

家族連れやカップルに人気なのが、沖縄のテーマパーク。子ども連れなら「おきなわワールド」や「ナゴパイナップルパーク」、カップルなら「ネオパークオキナワ」や「ジャングリア沖縄」がおすすめです。

リゾート気分とアクティビティを同時に味わえるのが沖縄の魅力。大人から子どもまで、笑顔になれる体験が待っています。

沖縄旅行の移動手段

沖縄旅行を楽しむうえで、移動手段の選択はとても重要。那覇市内は公共交通機関も整っていますが、郊外やビーチエリア、観光スポットは広範囲に点在しているため、目的や旅のスタイルに合わせて移動手段を選ぶのがおすすめです。

公共交通機関

沖縄では車移動が主流ですが、那覇空港から市街地を結ぶ「ゆいレール(沖縄都市モノレール)」や、主要観光地を結ぶ高速バスも運行しています。

高速バスを使えば恩納村や名護方面などへもアクセス可能ですが、運行時間が限られているため、夜遅くまで観光や食事を楽しみたい人には不便な場合も。夜の移動を考えるなら、レンタカーやタクシーの利用がおすすめです。

レンタカー

沖縄観光の定番といえばレンタカー。観光客の多くがレンタカーを利用しており、主要道路も整備されているので比較的運転しやすいでしょう。

料金はシーズンや車種、店舗によって異なりますが、オフシーズンなら1日5,000円前後で借りられることも。那覇空港周辺には多数のレンタカー会社がありますが、空港までの送迎サービス付きのプランを選ぶとスムーズです。

タクシー

タクシーは、お酒を飲む予定があるときや、近場への移動に便利。那覇市内であれば比較的手軽に利用できますが、沖縄本島は南北に長く観光地が点在しているため、長距離移動では料金が高くなりがちです。

短距離移動に絞って使うのが賢明ですが、時間に余裕があるなら、時間貸しのタクシーフリープランもおすすめ。1時間単位で貸切できるため、好きな観光地を自由に巡ることができます。

レンタサイクル

自然豊かな沖縄では、レンタサイクルも人気の移動手段。那覇や名護などの街中には電動自転車のシェアスポットがあり、備瀬のフクギ並木や古宇利島など一部の観光地でもレンタル可能です。

短時間(30分〜1時間単位)で借りられる場所もありますが、地域によっては1日単位のみのところもあるため、事前のリサーチが必要。風を感じながら海沿いを走る時間は、車では味わえない体験です。

フェリー

離島へ足を延ばすなら、フェリー利用が欠かせません。那覇市の泊港(とまりん)からは、伊江島や渡嘉敷島、座間味島、粟国島、久米島などへの船が発着しています。

料金は行き先によって異なりますが、片道4,000〜6,000円前後が目安。車ごと乗せる場合は別途料金が必要で、例えば軽自動車を久米島へ運ぶ場合は15,000円前後が追加でかかります。

何度訪れても新しい発見がある島、沖縄

沖縄には、首里城や美ら海水族館などの定番スポットから、瀬長島ウミカジテラスや港川ステイツサイドタウンといった新名所まで、魅力的な観光地が点在しています。離島や絶景スポットも多く、好みに合わせて多彩な旅を満喫できるのが沖縄観光の魅力です。