第4回 JALカードと行った思い出の旅コンテスト 受賞作品発表

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JALカード会員の皆さまが旅先で目にした風景や出会い、笑顔、新たな発見など、旅の思い出の写真をエピソードとともにご応募いただく「第4回 JALカードと行った思い出の旅コンテスト」。たくさんのご応募ありがとうございました。20,000点を超える応募作品のなかから、受賞作品が決定しましたので発表します。

残念ながら、今回、受賞には至らなかった作品のなかにもとても素敵な作品が数多くありました。JALカード会員の皆さまの素敵な旅の思い出をぜひご覧ください。
※受賞作品の選定は株式会社JALカードと写真家の山口規子さん、一般投票で行いました。

山口規子さんプロフィールはこちら

グランプリ作品

各部門1名 計4名 JAL旅行券10万円分

準グランプリ作品

風景部門 3名、人物部門 1名、自由部門 3名、飛行機部門 1名 計8名 オクマプライベートビーチ&リゾート宿泊券 ペア宿泊券[1泊2食付き]
  • 入 賞

    全部門より 100名 1,000マイル
  • いいね賞

    全部門より 3名 スーツケース
  • 応募者全員 1作品につき10マイル

受賞作品

グランプリ作品

風景部門

山々を彩る雲海りこのおじん さん

エピソード
この景色を見たくて早朝より出かけて3回目でやっと出会えました。雲海は気象条件に左右されますので見られたのは運が良かったです
撮影エリア
北海道、東北
撮影場所
北海道歌志内市 かもい岳
講評
北海道の神威岳からの雲海を撮影したこの写真は、山々と雲海のバランスもよく、画面下に木々を入れ込むことによって、画面全体を引き締めています。自然豊かな緑の地面と何層にも重なる青い山々のから北海道の広さと清々しい朝を感じられ、また雲海の切れ間にアクセントとなる民家を入れ込んだことから、ストーリー性も感じられます。作者は3回通ってやっと見ることができた雲海に感動しながらも、落ち着いて丁寧に撮影している美しいしい作品です。

人物部門

父娘夢叶える!飛行機大好き家族 さん

エピソード
「福岡空港ランウェイウォーク」にて二人で滑走路上で飛行機の気分になってみました! ランディングする場所でしたので着用していた服が真っ黒に・・・(笑) 毎週行く福岡空港の滑走路に入れたことで、夢がかないました!
撮影エリア
九州、沖縄
撮影場所
福岡空港滑走路にて
講評
福岡空港ランウェイウォークに参加した親子を写したこの写真は、二人の表情から心から楽しんでいる様子が大変よくわかります。滅多に入ることができない場所で思いっきり羽根を伸ばし、娘さんがお父さんの頭をハンドルに見立てて、操縦しています。少し引き気味の構図で滑走路の大きさを表現し、地平線を故意に斜めに傾けたところなどまさに飛行機を愛している作者自身も楽しんでいることがうかがえる微笑ましい作品です。

飛行機部門

宇宙旅行からの帰還always さん

エピソード
着陸直前の機体を流し撮りで撮影しました。 光の中を飛行機が着陸しており、 まるで宇宙から帰還しているような感じに 仕上がりました。
撮影エリア
近畿
撮影場所
伊丹スカイパーク
講評
伊丹空港に着陸する飛行機を流し撮りという技法で撮影したこの写真は、機体の曲線美の陰影が宙に浮いているような雰囲気を醸し出し、また背景のターミナルの明かりが色彩豊かな光線となってスピード感を表現しています。まさにタイトル通りの「宇宙旅行からの帰還」のイメージに仕上がっています。いつかJALの飛行機で宇宙へ行ってみたいという作者の気持ちも垣間見える夢のある素晴らしい作品です。

自由部門

Jewel Boxkoheihei さん

エピソード
暑い国で友人とビールを飲み、気兼ねなく話す時間が好きで、毎年訪れるアジア。 夜風を感じながら暮れゆく夕陽を浴びて、テントが煌めき始めるのを待つ時間は、これまでの中でも素晴らしい時間でした。
撮影エリア
アジア
撮影場所
バンコク、ラチャダー市場
講評
タイのバンコクにあるラチャダー市場を高い位置から撮影したこの写真は、まるで巨大な宝石箱を開けたような美しさがあります。実際は市場のテントの屋根ですが、色とりどりの屋根の水平垂直を合わせ、背景に暮れなずむ暗めのビル群を入れることによって、一層テントの色を引き立たせています。また作者自身がこの光景を見ながら感動している気持ちも十分伝わってきます。活気のある市場の賑やかな音が聞こえてきそうでありながら、一瞬、時が止まったような静寂と凛とした空気感を表現した素晴らしい作品です。

準グランプリ作品

風景部門

本当にあった!あのアニメの世界!iroha. さん

エピソード
ギリシャはザキントス島にあるnavagioビーチ。あの、アニメの舞台と言われるビーチです。この景色を生で見てみたい!その想いをJALカードにのせて清水の舞台から飛び降りました(笑)でも、思い切って行って良かった!だって、実物は写真の何十倍も美しかったもの!JALカードは夢を叶える私の強い味方になってくれました。
撮影エリア
ヨーロッパ
撮影場所
ギリシャ
講評
ギリシャのザキントス島で撮影したこの写真は、アニメ映画「紅の豚」舞台を見たいという作者の強い気持ちをJALカードにのせて、思い切って旅した様子が手に取るようにわかる作品です。岸壁がいきり立つ海岸は時間帯によって日陰になってしまう恐れもありますが、ちょうどいい影の大きさで、また手前に花を入れ込むことによって優しい雰囲気を醸し出しています。「本当に来ちゃった!」という感動と、「思い切って来てよかった!」という作者の幸せな気持ちが見る側にも伝わる気持ちいい作品です。

憧れの滝むー さん

エピソード
ずっと憧れていたセリャラントスフォス。旅行中は曇りの日が続いたが、セリャラントスフォスに向けて車を運転していると晴れ間が見えた。たどり着いた時には雲はなくなっており、そこには西日に輝く憧れの光景があった。一生忘れられない思い出になった。
撮影エリア
ヨーロッパ
撮影場所
アイスランド
講評
アイスランドのセリャラントスフォスの滝を撮影したこの写真は、滝の斜め横から捉えることによって画面に動きができ、また左端に歩いている人を写し込みことによって滝の雄大さがよく分かる写真です。背景の岩盤が夕陽のオレンジ色に染まることによって滝の白さが強調され、ドラマティックな仕上がりになっています。作者が憧れていた滝を目の前にして敬意を払いながらも「おー!」と感動している感動の迫力と滝自身の迫力の両方が重なった力強い作品です。

不思議の木shiori さん

エピソード
とても不思議なクイバーツリーというこの木は、ナミビアと南アフリカの一部にしか生えていない珍しい木なのだとか。太い幹からトゲのような枝が天に向かって伸びている姿は、異世界の植物に見える。夜になると、空いっぱいに広がる星とクイバーツリーの美しさによって、地球にいることを忘れそうになった。
撮影エリア
アフリカ
撮影場所
ナミビア
講評
ナミビアの星空を撮影したこの写真は、無数の星を背景に不思議な形をしたクイバーツリーをシルエットにすることによって、幻想的な雰囲気に仕上がっています。天の川が画面のなかで対角線をひくように斜めに置かれ、少しだけクイバーツリーの肩にかかる具合も絶妙です。作者がこの世のどこでもない場所を楽しんでいる様子もよくわかります。果てしない宇宙に未来を感じ、見る側に幻想的な浮遊感をもたらす不思議な力を持つ作品です。

人物部門

JAPAN IS THE BESTMK さん

エピソード
大学院を一年間休学して世界一周。16ヶ国62都市を周って思ったこと、Japan is the best。世界を見て改めて日本を知ることができた。その気持ちを最後の都市ボリビアで。
撮影エリア
中南米
撮影場所
ボリビア
講評
大学院を1年休学して世界一周を試みた潔さがこの写真のなかにもよく表れています。16か国62都市を周って、出た答えは「JAPAN IS THE BEST」。作者が付けたこのタイトルからも、ボリビアという異国の地で日本の旗を元気よく広げ、空を仰ぐ様子から、日本を誇りに思う気持ちと同時に、ここまで旅をやり遂げた自らの自信が力強く表現されています。まさに「日の丸」を「日の丸構図」で撮った清々しい作品です。

飛行機部門

飛行機が日常にある街峠田和輝  さん

エピソード
飛行機を間近で見る事が出来る大阪伊丹空港。建物の間から大きな飛行機が現れた瞬間を捉えました。
撮影エリア
近畿
撮影場所
大阪府豊中市
講評
大阪府豊中市で撮影されたこの写真は、飛行機の位置が道路の真ん中に来るところでシャッターを切ったシャッターチャンス賞でもあります。遠くに飛んでいる飛行機は目で追いやすいものですが、ビルの間から突然現れる飛行機を瞬時に判断し、構図のなかに収めることはなかなか難しいものです。作者のそんな努力を応援するかのように、道路に青いバスがやってきました。バスの青い色とJALマークの赤い色が相まって画面全体を引き締めています。ビルの高さ、道路の幅、飛行機の大きさ、電柱の並んだ奥行きなど比較対象物がたくさんある街中の飛行機を捉えたユニークな作品です。

自由部門

草原を砂埃の中駆け抜けるreiko さん

エピソード
草原での動物を撮影中、数頭のシマウマが草原を砂埃の中、颯爽と駆け抜けていきました。 まるで映画のワンシーンみたいでした。
撮影エリア
アフリカ
撮影場所
アフリカ ケニア
講評
アフリカのケニアで撮影したこの写真は、シマウマが砂埃のなかを駆け抜けていく瞬間をうまく捉えています。駆け抜けるシマウマを見た作者が夢中でシャッターを切り、この瞬間を収めたい、残したいという気持ちがよく表れています。最初からきちんと計算して画面に収める動物写真と違い、シマウマの位置が自然で、尚且つ、逆光をうまく利用し、砂埃の乾いた匂いまで感じられる素敵な写真です。また作者自身の心が躍動していることにも好感が持てる作品です。

だまし絵の中へ!さな さん

エピソード
パリからTGVに乗ってリヨンに足を伸ばしました。 目の前に突然現れた・・リヨンの日常生活の風景!・・実はだまし絵。 思わず私もここの住人になって絵の中に入ってみました。
撮影エリア
ヨーロッパ
撮影場所
フランス、リヨン
講評
一瞬「これは何?」と思う不思議な写真ですが、これはフランスのリヨンにあるだまし絵のユニークな写真です。始めは作者がだまし絵に騙されてびっくりした気持ちから、自らもだまし絵のなかに入って騙されようと楽しんでいる気持ちへの変化がよく表れています。色のバランスや水平垂直も考慮され、まさに「だまし絵」を使った「だまし写真」になっており、見る人を笑わせる力を持った楽しい作品です。

サハラの旅人rai さん

エピソード
JALの世界一周航空券を使って世界一周をした際に訪れたモロッコはサハラ砂漠で撮影した写真です。世界中旅しましたがここほど美しいと思った風景には出会えませんでした。また絶対行きたいと思っています。
撮影エリア
アフリカ
撮影場所
モロッコサハラ砂漠
講評
モロッコの砂漠を撮影したこの写真は空と砂漠の絶妙なバランスがとても良く、砂漠を歩く人物や砂漠に落ちた雲の影の位置も自然です。通常なら見落としてしまいがちな何気ない一瞬をうまく切り取っています。またJALの世界一周航空券を利用し世界中を旅した作者がたくさんの風景に出会いながらも、このモロッコのサハラ砂漠が一番美しいと感じた作者の感動が素直に伝わってくるシンプルで落ち着きのある作品です。

入賞作品

いいね賞作品