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第2弾 沖縄 八重山諸島 竹富島と石垣島 みんさーの、機音に心を傾ける旅へ

身につける人を想い、長い〳〵道のりを経て織り上がる、みんさー。
木綿糸を用意して、括り、染め、並べ、巻きとり、機にかける。緻密な作業を重ねる、下準備。このあとにようやく、織りは始まります。「だから昔の人は、こんな風に言ったのよ。〝機にのせてしまえば、あとは機が織ってくれる〟って」

四角形の幾何学文様を組み合わせて生まれるリズム。竹富島の、力強く清々しい絣文様に出会う。「竹富民芸館」の、みんさー

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左に添えた写真の織りでは、〝手締め〟という、仕事が行われています。上下に分かれたたて糸の間に、1本のよこ糸を渡し手前に引き寄せるとき、手締めでは、その都度都度、刀杼とうひと呼ばれる板を渡し、これで糸を締めるのです。手締めは塩梅が肝要で、経験が求められ、くわえて通常の3~4倍も織り上がるまでに時間がかかります。けれど、こうしてうんと手間と時間をかけて織りあげられた帯には、なぜか、独特の柔らかさが宿るのです。これが、人の手による塩梅だけが生み出す風合い、なのでしょう。

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ミンサーとは、綿糸を藍で染め、織る、細帯のこと。「ミン」は「綿」、「サー」は「狭」、を意味するといわれています。

そしてミンサーは、八重山の島々はもちろん、沖縄本島の首里や読谷よみたんでも、織られているのです。

では、八重山の島々のミンサーの特徴はといえば、それはなんといっても藍色の帯のなかに、白い四角形を4つ、5つと組み合わせる、リズミカルな絣紋様でしょう。なかでも竹富島の絣文様は明快で、じつに清々しいのです。そしてもうひとつ、この柄に込められた、「いつ(五)のよ(四)までも」という織り手の想い…。みんさーの絣文様は、身につける人への手紙、でもあるのです。

「竹富民芸館」へ入ると、トタン、ミシ、トタンカシャ、カシャ、ミシ・・・。島仲由美子さんが奏でる、手締め、の機音が聴こえます。

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「昔から、竹富島のみんさーは分業制ではなく、糸の用意から織り上げるまで、すべての工程をひとりで行うんですよ」と、島仲さん。「だから昔の人は、機に糸をかけ終えたら、置き終えたら、こんな風に言ったのよ。〝あとは、機が織ってくれる〟って」。

分業制にすれば効率はあがる。それは分かるも、そうはしない。これが、竹富島の美意識。竹富島が美しい、その理由にも通じるのかもしれません。

竹富民芸館
住所/沖縄県八重山郡竹富町竹富381-4
電話/0980-85-2302

あざみ屋・みんさー工芸館 コースター、バッグ、かりゆしウエア、ぬいぐるみ…。ここを訪ねれば、伝統の心を大切に、いまの暮らしに寄り添うものたちになった、「いつ(5)よ(4)」の、みんさーに出会えます。

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石垣島の市街地で、みんさーの手織り体験が楽しめます。コースターなら、所要時間は約20分。
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みんさーの歴史はもちろん、NHKの紅白歌合戦で用いられた華やかな舞台衣装なども観ることができます。
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「あざみ屋・みんさー工芸館」では工程の一部をご覧いただけます。凛とした空気に、ものづくりへの姿勢を感じます。
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体験に参加すれば、織りの仕組みが一層よく分かります。ここでは、手をおさえた筬で、糸を手前に引き寄せます。
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「あざみ屋・みんさー工芸館」のみんさーグッズの数々は、ジーンズスタイルの暮らしにも、自然に寄り添います。
あざみ屋・みんさー工芸館
住所/沖縄県石垣市登野城909
電話/0980-82-3473
http://www.minsah.co.jp/
  • ※2019年10月末のご利用分をもって、
    JALカード特約店の契約を終了しました。
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八重山の島々

初めてなのに懐かしい 竹富島の風景

竹富島へは、石垣島の賑やかな街にある港から船で約10分。なのに竹富島の集落には、赤瓦屋根の家々が並び、湧き立つように亜熱帯の植物が茂り花々が咲き、ふわふわと蝶が舞う、夢のような光景が広がります。そしてこれが、竹富の人々の〝日常〟の風景なのです。
  • 竹富島の写真1
    島の人々が受け継ぎ、守り、暮らしてきた、唯一無二のこの町並み。竹富島のこの町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。大きく広がる赤瓦屋根は、強烈な太陽光から、島人たちを守ってくれています。
  • 竹富島の写真2
    竹富島の集落に延びる道は、そのほとんどが未舗装の、白い砂を敷き詰めた小道です。日に一度涼しい朝のうちに、島の方々により箒で掃き清められ、足跡すらもなくなります。
  • 竹富島の写真3
    屋敷を囲むのは、ゴツゴツとした隆起石灰岩の石積み。壊れやすそうに見えるかもしれませんが、とても頑丈で、台風の強風にも簡単には屈しません。家々はこの石積みと、フクギの防風林に抱かれ守られています。
  • 竹富島の写真4
    嵐の日も、猛暑の夏も、この屋敷の家族の幸せを願い見守るシーサーはユニーク、かつ個性的。じつは、このシーサーたちの生みの親は屋根職人たち。屋根が完成した暁に、余った漆喰や赤瓦で作ってくれたのだそうです。
  • 竹富島の写真5
    水牛の、麗しい瞳の視線の先には、やわらかな草。というわけでこのあと水牛さんは、つい、むしゃむしゃとお食事を。マイペースな水牛のリズムと、三線の音色と唄が、旅人の心を、島時間にリセットしてくれます。
  • 竹富島の写真6
    歩けばサクサクと砂の音。自転車で凸凹の小道を走れば、ふっと子どもの頃のことを思い出したり。初めてなのに懐かしい。それもまた竹富島の風景です。
  • 竹富島の写真7
    「竹富民芸館」の島仲由美子さんが大切にしていらっしゃる、大正14年生まれのお父様が寝巻きに締めていらした、みんさーの帯。ひと昔前まではどこの家にも機があり、その仕事の音が聴こえていたそうです。
  • 竹富島の写真8
    「あ。きれいだな」と思ったら、ゆっくりと愛でられるのが、歩く早さの旅のいいところ。ハイビスカスの雌しべは、まるでベルベットのような風合い。
  • 竹富島の写真1のサムネイル
  • 竹富島の写真2のサムネイル
  • 竹富島の写真3のサムネイル
  • 竹富島の写真4のサムネイル
  • 竹富島の写真5のサムネイル
  • 竹富島の写真6のサムネイル
  • 竹富島の写真7のサムネイル
  • 竹富島の写真8のサムネイル

ミシュラン三つ星の海に出会う 石垣島・川平湾の風景

古くは往来する帆船が風待ちを、いまは黒蝶真珠の養殖が行われている、美しく、深い入り江。それが、川平湾。ミシュランのグリーンガイド日本版にて〝わざわざ訪れる価値がある観光地〟として三つ星を獲得した、カビラブルーの海をご覧ください。
  • 石垣島・川平湾の写真1
    美しい海は見慣れているはずの島の人も、その色彩に思わずうっとりしてしまう、それが川平湾です。湾に寄り添う遊歩道や集落の散策をしたり、展望所から湾の全景写真を写したりと、のんびりと過したい、とっておきの場所です。
  • 石垣島・川平湾の写真2
    「川平マリンサービス」のグラスボート遊覧は、船底がガラス張りになっているので、泳がずして川平湾の海中をのぞき、魚やサンゴを観察できます。ボートの小窓の向うに広がる海の色〝カビラブルー〟もお楽しみください。
  • 石垣島・川平湾の写真3
    八重山かまぼこと細切りの豚肉が添えられた、「川平公園茶屋」の上品な八重山そば。辛味が得意な方なら、そばのスープに、食卓に並ぶ、川平の泡盛に島唐辛子を漬けて作るコーレーグースーを、ちょっぴり加えてみては?
  • 石垣島・川平湾の写真4
    「川平公園茶屋」では、ピパーツ(胡椒科)の赤く熟した実を天日干しにして、スパイシーな自家製香辛料を作っています。自家製で新鮮だからこその豊かな香りに魅了。八重山そばはもちろん、チャンプルーにもどうぞ。
  • 石垣島・川平湾の写真5
    「おじいちゃん、お父さんの味を大切に守っています」とは、笑顔が素敵な「川平公園茶屋」3代目の岸本亮さんの言葉。豚骨、鶏、削り節などからとった変わらぬ優しい味わいに、リピーターも多いのです。
  • 石垣島・川平湾の写真6
    海辺を彩る、ゆうな(オオハマボウ)の花。咲き始めは眩しいほどのレモン色の花ですが、夕方にはだいだい色へと変わるロマンチックな花です。
  • 石垣島・川平湾の写真7
    集落を散策すれば、重たそうにたっぷりと実る、小ぶりのバナナの姿に出会うことも。庭先に元気いっぱいに育つバナナ、ドラゴンフルーツ、グアバの姿に、ここが南の島であることを実感。
  • 石垣島・川平湾の写真8
    海辺を歩くと砂浜に…。この小さな木に、どういう物語があるのだろうと思いを馳せるのもまた愉しく。さまざまな植物の種が流れ着き、命が紡がれます。
  • 石垣島・川平湾の写真1のサムネイル
  • 石垣島・川平湾の写真2のサムネイル
  • 石垣島・川平湾の写真3のサムネイル
  • 石垣島・川平湾の写真4のサムネイル
  • 石垣島・川平湾の写真5のサムネイル
  • 石垣島・川平湾の写真6のサムネイル
  • 石垣島・川平湾の写真7のサムネイル
  • 石垣島・川平湾の写真8のサムネイル

厳選JALカード特約店ホテル

グランヴィリオリゾート石垣島/オーシャンズウイング

「グランヴィリオリゾート石垣島」は、市街地まで車でわずか10分という場所にありながら、南の島の豊かな自然に抱かれているという贅沢なリゾートホテル。2タイプからお選びいただける宿泊スタイルのうち今回は、石垣観光を存分に楽しみたい方におすすめしたい「オーシャンズウイング」をご紹介します。
オーシャンズウイング
住所/沖縄県石垣市新川舟蔵2481-1
電話/0980-88-0030
https://partner.jal.co.jp/shop/?tp=700859

グランヴィリオリゾート石垣島/オーシャンズウイング

グランヴィリオリゾート石垣島/オーシャンズウイング
「グランヴィリオリゾート石垣島」は、市街地まで車でわずか10分という場所にありながら、南の島の豊かな自然に抱かれているという贅沢なリゾートホテル。2タイプからお選びいただける宿泊スタイルのうち今回は、石垣観光を存分に楽しみたい方におすすめしたい「グランヴィリオガーデン」をご紹介します。
グランヴィリオガーデン
住所/沖縄県石垣市新川舟蔵2481-1
電話/0980-88-0030
http://partner.jal.co.jp/sp_site/shop_program/?refID=jci&ck=0&tp=700859
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  • 緑の庭に点在するガゼボで、くつろぎの朝食を。

    石垣島一周ドライブ、離島めぐりにと、活動的に過したくなる八重山の旅だからこそ、旅の途中で一度、あえて〝静の時間〟を作りませんか。亜熱帯の植物たちが茂る緑豊かなガーデンに点在するガゼボでくつろぎ、風に揺られるヤシの葉音をBGMに、旅の翼をひと休み。朝食を楽しみ、本を読み、絵はがきをしたためる。過し方は、十人十色です。
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  • 窓の向うに広がる海には、さっき歩いた竹富島が横たう。

    オーシャンビュールームでのステイなら、窓の向うには、ブルーのグラデーションが美しい南の海が広がります。しかも行き交う船のあちらには、さっき旅した竹富島の姿が! 夜には、きらめく星たちと共に、離島に灯る小さな暮らしの灯かりがまたたき、旅情豊かなステイを演出。お部屋の窓を開ければ、波の音や潮風がふわりと流れ込みます。
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  • いっぱい笑って旅したあとは、島が育んだ石垣牛をいただく。

    石垣牛をメインに、島の素材を炭火でお楽しみいただくレストラン「石垣牛焼肉&ダイニング 琉華」。重厚かつ、南国情緒たっぷりな落ち着いた雰囲気ある空間で、ブランド牛として名高い石垣牛を、「琉華」自慢のタレや、石垣特産の塩でお召しあがりいただけます。定番のカルビ、ロースをはじめ、様々な部位を味わう贅沢な夜をお楽しみください。

その他オススメ特約店

  • グランヴィリオリゾート石垣島/オーシャンズウイング
  • OKINAWA KARIYUSHI RESORT EXES ISHIGAKI
  • 平田観光
  • The Seven Stars Resort ISHIGAKI
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  • グランヴィリオリゾート石垣島/オーシャンズウイング
  • OKINAWA KARIYUSHI RESORT EXES ISHIGAKI
  • 平田観光 平田観光
  • The Seven Stars Resort ISHIGAKI The Seven Stars Resort ISHIGAKI

レンタカーのご利用もJALカード特約店がオススメです

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