私がマイルを貯めはじめた理由~マイレージサービス利用者にアンケート~
今回タビーカでは、マイレージサービスについてのアンケートを実施。マイレージサービスの利用をはじめたきっかけや、マイルを貯める目的などについて調査を行いました。
まだマイレージサービスの会員になったことがないけれど興味がある、いつからはじめようかと迷っている方は、ぜひ今回のアンケート結果を参考にしてみてください。
例えば特典航空券の交換が目的の人は実際どこに行きたいと思っているのかなど、マイル歴が長い人でも気になりそうな質問内容もご用意しています。
それではマイルに関するアンケート結果を紹介していきます!
アンケート調査概要
有効回答数:4,400名(事前調査)、333名(現在マイレージサービス会員の方)
調査期間:2021/07/07~2021/07/19
調査対象:全国20歳以上の男女
調査方法:Webアンケート
- ※JALマイレージバンクに限らず、マイレージサービス一般についてのアンケート調査です。
目次
1. マイレージサービス会員の割合は?
まず、そもそもマイレージサービスはどのくらいの人が利用しているのかから確認してみました。何割くらいの人が今実際にマイルを貯めているのでしょう。
マイレージサービスの「現在会員である」人は32.2%でした。「過去に会員になったことがあるが、現在は会員ではない」の11.2%と合わせると、これまでに少なくとも1回はマイレージサービスの会員になったことがある人は全体の43.4%という結果になっています。
しかし、会員(もしくは会員経験者)だからといって実際に「マイルを貯めている(貯めていた)」とは限りません。
どのくらい積極的にマイルを貯めているか(いたか)という質問には、
「積極的に貯めるようにしていた」が21.5%、「なるべく貯めるようにしていた」が32.9%と、約半数はマイルを貯める行動をとっていたことがわかります。
一方、「あまり貯めようとしていなかった」は25.9%で、「全く貯めようとしていなかった」のは16.9%だけです。
なお、マイレージサービスの会員への登録に際しては、大きくクレジットカード機能のないカードを作成するか、クレジットカード機能の付いたカードを作成するかに分かれます。
現在、マイレージサービスの会員の方の53.5%はクレジットカード機能付きのカードを所有している(もしくは所有したことがある)そうです。
例えばJALマイレージバンクでは、クレジットカード機能付きの「JALカード」をご利用いただくことで、よりマイルも貯めやすくなります。
JALカードとは
2. きっかけ1位は「飛行機を利用する予定ができた」
マイレージサービスの会員になるにあたっては、何らかのきっかけがあったはずです。現在会員の人を対象に、そのきっかけについて聞いてみました。
1番多かったきっかけは「飛行機を利用する予定ができた」で、66.4%となりました。続いて「飛行機の利用頻度が高くなった」で36.9%です。
やはり飛行機利用をきっかけとする人がとても多く、具体的にどんな飛行機利用がきっかけだったのかも確認したところ、出張、旅行、帰省による飛行機利用をきっかけとする人が多くいることがわかりました。
例えば「出張の多い部署に移動になったときに、同僚から勧められた」という方がいます。
なかには「新婚旅行でヨーロッパに行ったがその時マイルは意識していなく、その後家族の出張でマイルに関する情報を得て大分損をしていたと知った(のでその後マイルを利用するようになった)」という方もいました。
利用頻度自体は少ないからと、飛行機に乗る予定があってもマイレージサービスを利用しない方はいらっしゃいますが、1回の利用でも十分マイルが貯まることはあります。もし後から頻度が増えたときには、その1回分のマイル獲得を逃したことへの後悔も大きいでしょう。
極端な例ではありますが、「夫の退職を祝って、ビジネスクラスの世界一周航空券を購入した」のがきっかけだという方は、その時の旅行だけで、もう一度ヨーロッパに行けるくらいのマイルが貯まったそうです。
3. 貯めたマイルは何に使いたい?
では飛行機の利用などで貯まったマイルは、どのように使っているのでしょう。
まず何より特典航空券!という方が多いのは当然とも言え、「特典航空券に交換したい」人は53.2%と約半数でした。
「席のアップグレードに使いたい」という人が28.8%いるのにも注目です。あこがれのビジネスクラスを一度でいいから堪能してみたいという人も多いでしょう。アンケートでは「足を怪我していた時に、座席をアッブグレードすることで、楽に移動ができた」という方もいました。
特典航空券かアップグレードか、どちらに使うか悩ましいところではありますが、特典航空券ならどのくらいの区間乗れるのか、席のアップグレードならどうなのか、まずは同じマイル数で比較してみるといいでしょう。
また、「商品・サービスに交換したい」という人も33.9%います。例えばJALマイレージバンクなら、「JALとっておきの逸品 」「JAL ふるさとからの贈りもの 」など、厳選された商品と交換できる特典を用意しています。
せっかくマイルが貯まったのに、旅行には行けなくなった。そんなときはぜひ商品・サービスとの交換にも目を向けてみましょう。マイルから、他のポイントや電子マネーへの交換も可能です。
マイルにどんな使い方があるのかは、以下ページで詳しく解説しています。
マイルの使い方ガイド~JALでの実例やマイル数別の使い方例付き~
4. マイルを特典航空券に交換するならどこに行きたい?
約半数の人が特典航空券への交換に使いたいと回答していましたが、もう少し詳しく見てみます。国内と海外ではどうでしょうか。
「国内旅行」が46.3%と一番多く、続いて「国内旅行と海外旅行の両方」が27.1%、「海外旅行」が17.5%という結果でした。
JALの国内線特典航空券だと、片道6,000マイルからの交換が可能で、海外と比べると手軽に交換できるのが魅力なのかもしれません。新型コロナウイルス感染拡大の影響にある時期の調査だったので、渡航しづらくなった海外ではなく国内を一時的に目的とされている方もいらっしゃるでしょう。
実際に特典航空券を使って行ってみたい都道府県や国についても聞いてみました。
順位 | 国内 | 海外 |
---|---|---|
1位 | 沖縄 | ハワイ |
2位 | 北海道 | アメリカ |
3位 | 東京 | フランス |
4位 | 福岡 | イタリア |
5位 | 鹿児島 大阪 |
スペイン タイ ドイツ |
国内ではとりわけ「沖縄」と「北海道」にたくさん票が集まりました。続く3位は「東京」、4位は「福岡」、「鹿児島」と「大阪」は同率で5位となりました。
JAL国内線特典航空券の必要マイル数は区間によっても異なりますが、片道6,000マイル~、往復12,000マイル~から交換できます。
海外での1位はというと「ハワイ」。「フランス」や「イタリア」などヨーロッパも人気があるようです。JAL国際線特典航空券では、ハワイ(コナ、ホノルル)を到着地とする便は片道20,000マイル~で交換できます。
5. マイルを貯めていて良かった! エピソード集
最後に、「マイルを貯めていて良かった!」と思えたときのエピソードについて聞いてみました。実際にマイルを貯めている人からのリアルな声です。いくつかご紹介しましょう。
「何年かマイルを貯め、国内外の旅行に使えたのはうれしかった。それ以外にも、冠婚葬祭等で急に移動や予定外の出費があったときにマイルが使えたのは、助かったと感じた」
楽しみのための旅行だけでなく、用事があっての移動にも、このようにマイルの特典航空券を有効活用いただけているようです。
「定年退職後、飛行機の搭乗や買い物で貯まったマイルを『おともdeマイル割引』で利用。姉と2人で旅行に行き楽しむことができた」
「おともdeマイル割引」とは、JALマイレージバンク会員を含む2名~4名の複数人で旅行する際に利用できるおトクな運賃です。JALマイレージバンク会員本人は往復10,000マイル、同行者は割引運賃で購入することができます。詳しくは「おともdeマイル割引 」をご覧ください。
「年2回の海外出張だけでも十分マイルが貯まったので、その時はすぐに東京ー大阪の個人旅行で使った。負担なく貯められて快適」
定期的な出張があると、マイルをスムーズに貯められます。仕事で疲れたら、貯まったマイルでリフレッシュ旅行にくりだしましょう。
「マイルがこんなに貯まっていたんだと驚くときがあり、そのとき旅行の思い出などに浸れます」
マイルが、楽しかった旅行を思い出すきっかけになることも。貯まったマイルで新しい思い出も作れますね。
マイルの利用をはじめた理由は人それぞれですが、やはり旅行や出張での飛行機利用がきっかけとなる場合が多いようです。目的は特典航空券がメインとなる人が多いものの、商品・サービスへの交換、席のアップグレードなどを選ぶ方もいらっしゃいました。
まだマイレージサービスの会員ではない方も、今後アンケート結果にあったのと同じようなタイミング(旅行や出張での飛行機利用など)が訪れた際には、ぜひ会員になってマイルを貯めはじめてみてください。